日本ベネックスは、創業以来の精密金属加工の技術を生かした電車のメタルクラフトブランド「板金鉄道」を立ち上げ、第1弾として「西武園ゆうえんち 路面電車メタルクラフトモデル」を「西武園ゆうえんち」リニューアルオープンと同時に園内で発売した。
「板金鉄道」は、創業から63年間、精密金属加工メーカーとして社会のインフラを支えるものづくりに従事してきた日本ベネックスが、「作ること、誰かと共有する喜び」を味わってもらいたいとの思いから生まれた電車のメタルクラフトブランド。厚さ0.5mmの薄いステンレスの板から部品を抜き、曲げ、接合して、実際の工場で行う金属加工と同じように組み立てていく。
最初のモデルは、5月19日にリニューアルオープンを迎えた「西武園ゆうえんち」に設置される路面電車。吊り革や座席シートなど細部にまでこだわり、完成を想像しながらつくることが楽しみになるような商品に仕上げたという。
組立て完成サイズは縦203mm×横36mm×高63mm、制作の目安時間は30分程度(個人差がある)。価格は9,600円。「西武園ゆうえんち」のリニューアルオープンと同時に園内で発売したほか、ECサイトでも順次販売予定となっている。