知り合って間もない、まだ相手のことが分からない状態でのデート、みなさんならどこに行きますか? 元飼育員のZooBabyさん(@ZooBaby6)は、動物園デートがおススメとのこと。その理由とは……?
合コンやマッチングアプリで知り合った人と付き合うかどうか迷ったときは、一緒に動物園に行ってください。動物にエサをあげるフリしてあげない、触り方が雑、ガラスをバンバン叩いて気を引こうとする、動物に対して汚い言葉を使う、このような人とは性別問わず絶対付き合わない方がいい。これはガチ。
(@ZooBaby6より引用)
動物園で飼育員をされていたというZooBabyさんならではのアドバイス、説得力ありますね。この投稿に、「同感です!!」「確かに本質が見えそう」「マウンティングしたがるタイプとわかりやすい」「他にも、店員への態度・アルコール入った時・車の運転とか、その人の本質っぽいのが見える状況って結構ありますね」と共感の声が。
また、動物にひどい態度をとる人がいることに、「流石にこのレベルの人は普通に人としてどうかと……」「ええ……そんな奴いんの……!!??」と驚きの声も寄せられていました。実際に目撃したというリプライも多く、みな一様にドン引き。ツイ主のZooBabyさん曰く、「エサをあげるフリしてあげない」人が一番多いそうです。
ちなみに高確率でいるのが最初に挙げた「エサをあげるフリしてあげない勢」ですね。ゴリゴリにオラついてる兄ちゃんならまぁね……って感じですが、見た感じ超優しそうな男性や、ふわっとした雰囲気の女性でもやる人いるから驚く。そういう人みんな戸惑う動物を見て笑ってる。人間の闇を感じる瞬間。
(@ZooBaby6より引用)
一方、動物園デートに、人の本質を見抜く側面があったことに、ハッとする人も。「動物園で動物を観察している時、自分もまた観察されているという訳か」「もっと早く知っておきたかったです」といった反応も寄せられていました。
動物園デートをすすめることに、「動物を観察している人間を観察して楽しんでいる」と指摘する声もありましたが、この指摘にZooBabyさんは……
動物をダシに人間観察を楽しんでいるのではなく、飼育員は動物たちに少しでも快適に過ごしてもらいたいと思って飼育しているので、そういう迷惑行為をする来園者に非常に迷惑しています。嫌でも目につくんです。やったことあるわ……って人は今一度改めてください。動物も生きてますよ。バズったことで
(@ZooBaby6より引用)
迷惑行為する人が減り、動物のストレスが軽減されることを願っています。動物園は教育施設でもあります。デートでもなんでもいいので、動物園に来たら何か一つだけでも学んで帰ってください。また、飼育員がどのようにして動物たちに向き合っているかは、私の過去ツイをご覧頂ければわかると思います。
(@ZooBaby6より引用)
最後に、今回の投稿が大きな反響を生んでいることについて、率直な感想をうかがったところ、「ここまで反響があったことに率直に驚いています。動物にとってストレスになるということを深く考えずに『楽しいから』『可愛いから』であのような行為をしていた人も、このツイートを見て『あ、いけないことなんだ』と気付いてくれたら嬉しいですね。生き物として人と平等であるはずの動物を見下している人が多いことは問題ですが、最近のテレビ番組や、野生動物の珍しさでお金儲けをしようとするビジネスの存在が、それを助長させているように感じています。来園者だけでなく、動物と携わる側の意識も変えていっていただきたいと思います」と話していました。
いかがでしたか? このツイートをきっかけに、動物たちが動物園で居心地よく過ごすことができるような環境に、少しでも近づくと良いですね。
合コンやマッチングアプリで知り合った人と付き合うかどうか迷ったときは、一緒に動物園に行ってください。動物にエサをあげるフリしてあげない、触り方が雑、ガラスをバンバン叩いて気を引こうとする、動物に対して汚い言葉を使う、このような人とは性別問わず絶対付き合わない方がいい。これはガチ。
— ZooBaby 元動物園飼育員 (@ZooBaby6) May 12, 2021