愛媛県鬼北町とJR四国は、鬼をテーマにしたラッピング列車を予讃線・予土線で運行すると発表した。鬼北町は全国で唯一という「鬼」の文字が入る自治体であることを生かし、「鬼のまちづくり」を推進している。今回は町と愛媛県南予地域の魅力発信と鉄道の利用促進を図ることを目的に、ラッピング列車を運行する。
ラッピング列車は「鬼のまちづくり」のシンボルキャラクター「鬼王丸」のモチーフをキハ32形1両に描いたデザイン。7月4日から約2年間、予讃線(松山~宇和島間)・予土線(宇和島~窪川間)を運行する。
車内では、ARアプリを活用した予土線限定の車内体験サービスを提供する予定。アプリを起動して窓から外に向けると、鬼王丸がその場所にちなんだ解説を行うほか、専用のQRコードを読み込むことで、ARの鬼王丸車掌と記念撮影もできる。