タイガー魔法瓶は5月20日、圧力IHジャー炊飯器「<炊きたて>ご泡火(ほうび)炊き」の新製品2機種を発表した。6月21日に発売する。価格はオープン、店頭予想価格は5.5合炊きの「JPI-G100」が76,780円、1升炊きの「JPI-G180」が80,080円。
2020年7月に発表された「JPI-A100」「JPI-A180」の後継となる、「<炊きたて>ご泡火炊き」の金属釜タイプ最上位モデル。「JPI-G100」はミネラルブラック/エクリュホワイトの2色、「JPI-G180」はミネラルブラックのみの展開。
内なべは、9層の多層鍋に蓄熱性と熱伝導性のよい素材をコーティングした「遠赤9層土鍋かまどコート釜~ご泡火仕上げ~」。内なべ外側上部には熱伝導性の高い銅素材の「かまどコーティング」を、下部には蓄熱製の高い土鍋素材の「土鍋蓄熱コーティング」を施している。内側は「遠赤土鍋コーティング」により、遠赤効果でお米のおいしさを引き出すという。
今回の新製品では、釜底形状を改善して表面積を約12%アップさせ、約6,500個の細かな凸加工で泡立ちを強化。泡がお米の一粒一粒を包み込み、土鍋で炊いたような弾力のあるごはんに仕上げる。少量でも旨みを引き出す「少量旨火炊き」機能により、JPI-G100は0.5合から、JPI-G180は1合から炊飯可能だ。
もうひとつの強化ポイントとして、内なべに水を入れて加熱し、圧力をかけて洗浄することで炊飯器のにおいや汚れをとる「圧力洗浄コース」の所要時間が、前モデルの48分から29分に短縮されている。炊飯器調理の後などに活用したい。
もっちり・しっかりした食感を引き出す「可変W圧力炊き」、メニューに合わせて食感を炊き分ける「すし・カレー」メニュー、日々の生活に便利な「少量高速」「冷凍ご飯」メニューなどは引き続き搭載。毎日のお手入れで洗う必要があるのは内なべ・スチームキャップ・内ぶたの3点で、取り外しが簡単なので手間がかからず、外装は凹凸が少なく拭き掃除がしやすくなっている。
JPI-G100の最大炊飯容量は1.0リットル(5.5合炊き)で、最大消費電力は1,200W。サイズはW252×D302×H211mmで、重さは5.4kg。JPI-G180の最大炊飯容量は1.8リットル(1升炊き)で、最大消費電力は1,350W。サイズはW275×D329×H242mmで、重さは6.5kg。
なお、この2機種を含む「<炊きたて>ご泡火炊き」シリーズ2021年度モデルの発売を記念して、6月20日までに対象商品を購入・予約した方を対象とした「必ず人気の銘柄米がもらえる!ご泡火炊き予約販売キャンペーン」が実施される。応募期間は5月21日から7月4日まで。対象となるのは、JPI-G100/JPI-G180に、5月13日に発表されたJPL-G100とJPH-J100を加えた4機種。詳細は特設サイトで確認できる。