米Dropboxの日本法人であるDropbox Japanは5月20日、日本電気(NEC)が同社のテレワークソリューション群に、Dropboxの企業向けクラウドストレージサービスである「Dropbox Business」およびクラウド電子署名ソリューションである「HelloSign」を追加して提供開始すると発表した。

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  • HelloSignのロゴ

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Dropbox Businessは、多様なコンテンツやツールを1ヵ所に集め、スムーズな共同作業を実現する企業向けサービス。一方HelloSignは、企業がどのような状況下でも事業を継続して行うための、セキュアな電子署名ソリューションを提供している。

両サービスがネイティブレベルで連携することで、利用者は、重要な契約書の送信や署名、保管までをDropbox上で完結すると共に、法的拘束力のある電子署名をシームレスなワークフローで実行できるとしている。

  • 連携のイメージ

NECが同社のテレワークソリューション群にDropbox BusinessおよびHelloSignを加えることで、製品導入のサポート支援を始め、ユーザー企業の希望に応じた連携ソリューションの提供まで、ワンストップでの提案が可能になる。

これらのソリューションの利用により、場所を問わずPCやモバイル端末から快適にコンテンツの閲覧や共同編集が可能となり、業務の効率化や働き方改革、BCP(事業継続計画)の実現を支援するとしている。

NECのテレワーク支援サービスの主な特徴としてDropboxは、1)実績に基づいた導入サポート、2)連携ソリューション、3)デジタル化を支援するサービスラインナップの3点を挙げる。

実績に基づいた導入サポートに関しては、NECの脱ハンコ/ペーパレス推進の経験と知見を基に、プロジェクト開始から運用開始までスムーズに導入できるように支援を提供するという。

連携ソリューションについては、Dropbox Businessと連携可能な他サービスも併せて提供するとのこと。

デジタル化を支援するサービスラインナップに関しては、NECが持つWeb会議やVPNサービスを始めとするテレワークソリューション群に、クラウドストレージサービスと電子署名サービスを追加したことで、ユーザー企業の業務実態に合わせてラインナップから最適なソリューションをコーディネートの上、デジタル化による業務効率化を実現するとしている。