ビズヒッツは5月19日、「転職エージェントのメリット・デメリットに関する意識調査」を発表した。調査は4月1日~5月3日、転職エージェントを利用したことがある男女218人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「転職エージェントを利用するメリット」を聞くと、1位「履歴書・職務経歴書の作成を手伝ってもらえる」、2位「自分に合う求人を紹介してもらえる」、3位「面接対策をしてもらえる」、4位「転職活動がスムーズに進む」、5位「非公開求人がある」、6位「心強い」、7位「転職先の選択肢が広がる」、8位「自分の強みや方向性が明確になる」、9位「企業や業界の情報を知れる」、10位「給与交渉・条件確認をしてもらえる」となった。
また、具体的な声として「何回でも添削をしてもらえ、自分で書いたものよりもハイレベルな経歴に見えるものができた。書類選考で落とされることがなくなった」(30代女性)、「スピード感もあり、行きたい会社を決めるとすぐに話が進むところがよい」(40代男性)、「エージェントを利用することでしか受けられない非公開の求人が多数ある」(30代女性)などがあがっていた。
続いて、「転職エージェントを利用して感じたデメリット」を聞くと、1位「希望と合わない求人を紹介される」、2位「担当者の当たりはずれがある」、3位「連絡頻度が高くわずらわしい」、4位「急かされている気分になる」、5位「求人数や紹介数が少ない」となっている。
そして、「転職エージェントの登録数」を尋ねると、、「1~2社」が全体の約7割を占める結果となった。
さらに、「転職エージェントがお勧めな人」を聞くと、1位「働きながら転職活動をしている」、2位「転職が初めて/転職活動の進め方が分からない」、3位「方向性が決まっていない」、4位「面接・書類作成のサポートをしてほしい」、5位「すぐに転職したい」、6位「転職先の希望が明確」、7位「キャリアップしたい/好条件の仕事がしたい」という結果に。
なお、具体的なコメントでは、「業務が忙しく日中に転職活動が難しい方。転職はタイミングが大事なので、日々リサーチをしてくれるエージェントは助けになる」(40代男性)、「希望する業界や会社が具体的に決まってない人」(20代女性)、「履歴書をあまり書いたことのない方や、面接の練習をしてもうまくできない方」(50代男性)、「転職を今すぐしたいという人には複数登録した方がいい」(20代女性)などがあった。