女優の仲間由紀恵が主演を務める、5月31日放送のテレビ東京 月曜プレミア8枠『女王の法医学~屍活師~』(20:00〜)の場面写真及びキャストコメントが19日、公開された。

  • 左から松村北斗、石坂浩二、仲間由紀恵

    左から松村北斗、石坂浩二、仲間由紀恵

同作は漫画家・杜野亜希による、シリーズ全18巻を数える人気漫画の実写化作。大学の解剖室で女王と呼ばれる法医学者・桐山ユキ(仲間)が、医学生“ワンコ”こと犬飼一役(松村北斗)と共に、物言えぬ死者の代わりに正しい死因と真相をつきとめていく、本格的な法医学ドラマとなる。

この度、白衣に身を包んだ桐山と、犬飼の場面写真を公開。2人が立ち向かうのは不倫を疑われている教授と秘書の遺体が車中で発見された事件で、一酸化炭素中毒による心中として処理されていたが、遺体の解剖を通して真実を目指す。さらに研究室の教授で犬飼を優しくフォローする丹羽嗣仁役の石坂浩二、桐山とは犬猿の仲にありながら、時には協力して事件解決へ導く県警本部の警部補・村上衛役の田辺誠一が出演する。

仲間由紀恵 コメント

原作ファンの方にも楽しんでいただけるように、出来るだけ原作に近い桐山ユキを意識しました。一見冷徹にみえるユキが、過去のある出来事を背負いながらも解剖医の仕事に向き合い、残された遺族のために頑張っていく。ひたむきな強さを意識しながら、ユキという女王像をつくりあげました。ワンコとの関係性は、最初は一緒の方向を向いてなくてかみ合わない部分も多いのですが、それでも最後には、これから2人は一緒にやっていくのだろうなというスタートラインに立つことができたのかなと思います。ユキがどのような方法で事件の真相に迫っていくのか、テンポの良い芝居とスリリングな展開を楽しんでいただければと思います。

松村北斗 コメント

この作品は「法医学」を題材にしていますが、その中に繊細な人間ドラマと、男の子が憧れるような天才の勘でいくようなミステリーの要素があり、若い感性を感じました。犬飼一は、どこにでもいるような普通の若者なので、ずば抜けた存在のユキと、相棒やバディまではいかないですけど、凹凸を感じる2人の関係性が、この作品の面白さかと思います。ワンコの成長物語の側面もあって、師弟関係のユキから響くものや感じることがあり、成長していく姿が2時間のドラマに凝縮されています。創意工夫して普段よりもフラットに落とし込んだ芝居を見ていただければと思います。

(C)テレビ東京