京都鉄道博物館は17日、展示品解説セミナー「腕木式信号機」、「鉄道と食」に関する「おとなの学び講座」、展示車両「0系新幹線電車35形1号車」の車内公開なとのイベントを6月に開催すると発表した。

  • 腕木式信号機(提供元 : 京都鉄道博物館)

展示品解説セミナー「腕木式信号機」は、京都鉄道博物館に展示しているさまざまな種類の信号機の中から腕木式信号機に注目し、鉄道信号機の歴史や腕木式信号機の種類・しくみなど、実演を交えて解説。6月12・13日の11時30分・13時30分・14時30分・15時30分から開催される(各回20分)。定員は各回先着15名。開始15分前から本館1階の蒸気機関車1800形1801号機前で整理券を配布する。

「おとなの学び講座」では、5月22日からスタートする「山陽鉄道全通120周年記念企画展『鉄道と食のいろどり』」に合わせ、「鉄道と食」について学芸員が解説する。6月17日14~15時に開催され、定員は先着20名となっている。

  • 「0系新幹線電車35形1号車」の車内の様子(提供元 : 京都鉄道博物館)

週末を中心に実施している展示車両の車内公開では、「0系新幹線電車35形1号車」を公開。2等車(現在の普通車)とビュフェの合造車で、思わぬところに設置された速度計などの見所もあるという。6月の土日、10~16時に開催される。その他、こどもから大人まで乗車できるミニ500系の運転会を6月27日(10時30分から12時まで、13時30分から16時30分まで)に開催する。