NHK総合にて、毎週金曜日の夜に放送される「ドキュメント72時間」。5月21日はのと鉄道の能登鹿島駅を舞台とした「能登半島 桜咲く無人駅で」を放送する。
「ドキュメント72時間」は、毎回ひとつの現場にカメラを据え、そこで起きるさまざまな人間模様を72時間にわたり定点観測するドキュメンタリー番組。今回の舞台となる能登鹿島駅はローカル線の無人駅だが、桜の季節になると多くの人がやって来る。
能登鹿島駅の駅愛称名は「能登さくら駅」。春になると、ホーム沿いに植えられた100本近い桜が満開を迎え、ホームや線路上を覆う「桜のトンネル」が全国的に有名だという。4月上旬に駅前で「さくら祭り」が行われるほか、夜桜のライトアップも行われる。
番組では3日間の定点観測を通じ、「桜と海と列車がそろう絶景を楽しみにやっくる親子」「夜桜を見て、高校時代の恩師を思い出す男性」など紹介。地域が衰退する中でも、地元の人々が守り続けてきた桜に、訪れる人々は何を感じるのか、耳を傾ける。「ドキュメント72時間『能登半島 桜咲く無人駅で』」はNHK総合1にて、5月21日の22時45分から23時15分まで放送予定となっている。