「INUNAVI(いぬなび)」(運営PLAN-B)は5月12日、「犬を取り巻く環境や問題について」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2021年4月9~12日。調査対象は10~60代の全国の犬の現・元飼い主、有効回答は1,000人。
困ったことは「住める物件が限られる」
愛犬を飼っている・飼っていた場所を聞くと、「室内で飼っている・いた」が圧倒的に多く68.7%。次いで「屋外で飼っている・いた」が17.5%、「屋外だが天候や状況によっては室内に入れることもある・あった」が8.2%となった。
飼い主さんの住居については、「持ち家」が断トツに多く79.3%。以下、「賃貸マンション」が7.7%、「借家」が6.6%、「賃貸アパート」が5.4%と続き、「ペット専用マンション」はわずか1.0%だった。
犬を飼っている・飼っていた住居で困ったことはあるか尋ねると、持ち家の飼い主が多いためか「特になし」(587票)が最多となったものの、2位に「住める物件が限られる」(223票)がランクイン。以下、3位「小型犬などの大きさの制限がある」(101票)、4位「ワクチン接種が必要」(101票)、5位「初期費用が通常より高い」(82票)、6位「家賃が通常より高い」(67票)と続いた。同調査では、「『ペット可』『ペット相談可』『ペット飼育専用』の物件は少ないため、どうしても住める物件が限られてしまうのかもしれません」と推測している。
犬を飼っている・飼っていた住居でのトラブルについては、こちらも「特になし」(620票)が最も多かったが、「鳴き声や臭い・足音などでのご近所トラブル」(332票)がトラブルの中では図抜けて多い結果に。次いで3位「退去するときに高額原状回復費を取られたことがある」(37票)、4位「管理会社や家主とのトラブル」(21票)となった。