Lenovoの「Future of Work and Digital Transformation」によると、調査に協力したビジネスの83%が仕事時間の少なくとも半分はリモートを継続する予定で、従業員の60%がリモートを取り入れた働き方に満足している。そうした働き方の変化に応じて、同社は5月13日(米国時間)、ハイブリッドワーカーのモバイルにおける生産性を向上させるPC向けアクセサリの新ブランド「Lenovo Go」と、その第1弾製品「Lenovo Go Wireless Multi-Device Mouse」と「Lenovo Go USB-C Laptop Power Bank」を発表した。
Wireless Multi-Deviceマウスは、本体サイズが100×62×34mmと手軽に持ち歩けるコンパクトなワイヤレスマウスだ。価格は59.99ドル、6月の発売を予定している。
シンプルなマウスだが、ユーティリティソフトLenovo Accessories Centralと組み合わせることで、ユーティリティボタンをプログラムできる。デフォルトでは、Teamsミーティング向けのショートカットが割り当てられている。感度(DPI)も、使い方に合わせて2400/1600/800 DPIをすばやく切り替えられる。
PCとの接続は、USB-C接続のレシーバーとBluetoothをサポート。最大3台のデバイスとペアリングでき、クイックスイッチ・ボタンで簡単に接続先を切り替えられる。ブルーLEDセンサーを採用しており、光沢面や布の上などでも安定して動作する。380mAhのバッテリーを内蔵し、1回の充電で2〜3カ月の使用が可能。充電は、有線(USB-C接続)とワイヤレス(Qi互換)を利用できる。
USB-C Laptop Power Bankは、モバイルノートPCを1回以上充電できるように設計したモバイルバッテリー。価格は89.99ドルで、6月発売を予定している。
20,000mAhのバッテリーを内蔵。出力は最大65W。USB-Cコネクタ×2(1つはUSB-Cケーブル統合)、USB-Aコネクタ×1を備え、最大3台のデバイスを同時に充電可能。また、Power Bankを充電しながら、Power Bankに接続した2台のデバイスを充電できる。Power Bankの充電時間は3時間となっている。本体サイズは221×107×32mm、重量は390g。
Lenovoはまた、2021年後半にLenovo Goブランドのオーディオ製品を投入する予定。リモート会議や音楽の優れた体験を提供するヘッドセットやスピーカーを計画している。