お笑いコンビ・ガンバレルーヤ初の地上波冠レギュラー番組『ガンバレルーヤの週末移住バラエティ 冠ルーヤ』(毎週土曜16:25~)が、15日から日本海テレビでスタート。放送に先立ち、ナビゲーターを務める同局の中尾真亜理アナウンサーらが13日、取材に応じた。

ガンバレルーヤのよしこ(左)とまひる=日本海テレビ提供

この番組の舞台は、鳥取県大山町出身のまひるの故郷・山陰地方。現在も同居中の2人だが、「今後も2人で住みたい、でもいつか地元に帰りたいまひるがよしこと一緒に山陰に住んだら?」をシミュレーションし、毎回1つの町で家を借りて山陰の良さを再発見してく“週末移住バラエティ”だ。

15日の初回は「第0話」として、番組宣伝用のPR撮影やオープニングの撮影、写真スタジオでのポスター撮影など、番組の裏側を紹介。中尾アナは時には運転手、時には即席ヘアメイクにもなり、予算のない地方局ならではの扱いにガンバレルーヤの2人も戸惑いを隠せない様子を見せる。

取材に応じた中尾アナは「日本の女芸人さんの中でもトップに入るお2人とお仕事をさせていただくというのは、日本海テレビにとっても山陰の皆様にとっても、刺激になるのではないかなと思っております。現場では、まひるさんもよしさんもスタッフの名前を1人ずつ覚えてくださったりとか、すごくアットホームな環境下で収録をすることができました。お2人の人柄が出ていて、かつ“山陰愛”がにじみ出るような番組に私もサポートして頑張っていきたいと思います」と意気込みをコメント。

また、「表に出る仕事ではあるんですけど、裏方の仕事は個人としても好きなのと、お2人が素のナチュラルな感じでいてもらえる空気作りをするという点でもとてもやりがいのある場所だなと思います」と、アナウンサーとしての自身の役割について語った。

演出の神田ディレクターは「この番組では、リラックスしているところや、地元でのんびりしているところとか、ゴールデンの番組では見られないような一面を見せられればと思ってロケに入ったんですけど、ご本人さんたちも結構その感じて来ていて、あの2人の素の一面がどんどん見せられる番組になっているかなと思っております」と手応えを語る。

日本海テレビとして、全国区のタレントを自社制作番組でレギュラー起用するのは初めての試みで、馬田勉 報道制作局制作部長は「社運を賭けた番組です」と決意表明。さらに、「TVerで見逃し配信もするので全国の方に見ていただけますし、その後はHuluなどで配信するので、二次利用など多角的な展開ができるソフトを日本海テレビとしてやっていこうということです」と、番組の狙いについて説明した。

なお、初回放送直前の15日16時から、中尾アナが自身の番組『オンガクお嬢Remix』の公式YouTubeチャンネルで、実況生配信を行う予定となっている。