東京2020 組織委員会はこのほど、東京2020 NIPPON フェスティバル主催プログラムのうち、テーマ「共生社会の実現に向けて」:ONE - Our New Episode - Presented by JapanAirlines の「MAZEKOZE アイランドツアー」参加アーティストおよび「Our Glorious Future ~KANAGAWA2021~」の概要を発表した。
「MAZEKOZE アイランドツアー」は、多様な人々の存在を知り、理解し、お互いを認め合う共生社会の実現をテーマにしたイベント。8月22日の16時(予定)からライブ配信する。総合構成・演出・総指揮は、俳優の東ちづるさんが担当する。
ジェンダー・年齢・国籍・障がいの有無など様々な個性・特性のあるアーティストやエンターティナーなどのアートや音楽、パフォーマンスがつながり、交じり合う島々を巡り、「まぜこぜ=多様性」を可視化。このツアーを見ることで、視聴者は自分と同じ人などひとりもいないということに気づき、共生社会の実現にむけた「きっかけ」「出会い」「共鳴・共感」へと誘っていくという。
このほど発表された同イベントの参加アーティストは40名以上。ミュージシャンの平原綾香さん、お笑い芸人の小島よしおさん、声優・マルチクリエイターの三ツ矢雄二さん、女子プロレスラーのダンプ松本さん、写真家・映像監督のレスリー・キーさん、日本一小さい手品師と称されるマメ山田さん、ダウン症の書家・金澤翔子さん、義足のダンサー・大前光市さん、大阪府立登美丘高等学校ダンス部、車椅子ダンサーのかんばらけんたさん、全盲のシンガーソングライター・佐藤ひらりさんが名を連ねる。
イベントでは、「愛、身体、本能、価値、性、アート等」のテーマが設定された複数の島々で、個性豊かなアーティストたちが、エンターテインメントの世界を披露する。イベントの視聴方法など詳細は、決まり次第公開される。
また、8月14 日、15 日に開催される「Our Glorious Future ~KANAGAWA 2021~カガヤク ミライ ガ ミエル カナガワ 2021」は、演劇、ダンス、アート、音楽、伝統芸能など、文化芸術各分野の最先端アーティストによるイベント。「共生社会の実現に向けて」をテーマにそれぞれの分野の枠を融解・共創して、障がい、年齢、ジェンダー、国籍に関わりなく「わたし」たちが輝ける「新しい未来の姿」を、文化芸術の力により神奈川から世界に発信する。
同イベントは、横浜市西区紅葉ケ丘文化ゾーン(神奈川県立音楽堂、神奈川県立青少年センターなど)、神奈川県民ホールにて、8月14 日・15 日に開催、一部は8 月10 日~22 日に展示予定。またオンラインでも配信を予定している。
参加アーティストなどは、神奈川県ホームページおよびONE特設サイトにて今後随時追加発表する。なおイベントへの参加方法等の詳細も、決定次第案内を行うという。