Amazonは、スマートディスプレイ Echo Showシリーズの新製品として、ビデオ通話用カメラなどを強化した第2世代「Echo Show 8」、「Echo Show 5」の予約販売を5月12日に開始した。価格はEcho Show 8が14,980円、Echo Show 5が8,980円。出荷開始は6月9日を予定している。

  • alt

    第2世代「Echo Show 8」の利用イメージ

2020年は前年と比べて約3倍ビデオ通話が利用されたことから、第2世代「Echo Show 8」、「Echo Show 5」ではコミュニケーション機能を強化。いずれもカメラをアップグレードし、さらにユーザーが外出先から内蔵カメラにアクセスして部屋の様子を確認できる機能も追加した。

Echo Show 8は新たなオクタコアプロセッサ「MediaTek MT 8183」を搭載。Echo Show 5のプロセッサは「MediaTek MT 8163」で従来機種と同じ。

  • alt

    第2世代「Echo Show 5」の利用イメージ

自動フレーミング機能搭載の第2世代「Echo Show 8」

8型HD画面を備えたスマートディスプレイ。13メガピクセルの新しい広角カメラを採用し、従来の1メガピクセルカメラから大幅な強化を図った。さらに自動フレーミング機能を装備し、ビデオ通話中は自分を相手の画面の中心に表示するようになった。

  • alt

    第2世代「Echo Show 8」

2インチ(52mm)のステレオスピーカーを搭載し、パッシブ低音ラジエーターも装備。Alexaによる音声操作や音楽再生に対応し、「アレクサ、家族グループに連絡して」などと話しかけるだけで、グループ通話を行うこともできる。カメラカバーやマイク/カメラのオン/オフボタンを備え、プライバシーを管理しながら使える。

自動色彩調整機能も備え、Amazon Photosから写真を追加すると、部屋の明るさや光源に合わせてホーム画面に美しく表示するという。

無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHz/5GHz対応)。Bluetooth機能も備え、スマートフォンなどの音楽をワイヤレス再生できる。電源はACアダプタ(30W)で、長さ1.5mのケーブルを装備。本体サイズは200×99×130mm(幅×奥行き×高さ)、重さは1,037g。

カラーはチャコール、グレーシャーホワイトの2色。角度調整ができる専用スタンドも2,490円で販売予定だ。

カメラ強化/カラバリ3色の第2世代「Echo Show 5」

ベッドサイドやデスクなどにおいて使えるコンパクトデザインの5.5型スマートディスプレイ。カラーはチャコール、グレーシャーホワイトに新色ディープシーブルーを加えた3色展開となる。角度調整ができる専用スタンドも用意し、価格は1,980円。

  • alt

    第2世代「Echo Show 5」

ビデオ通話用の内蔵HDカメラが2メガピクセルにアップ(従来は1メガピクセル)。複数台の対応デバイスと組み合わせることで、宅内で手短にビデオ通話をしたり、キッチンに呼びかけて様子を確認したりできる。カメラカバーやマイク/カメラのオン/オフボタンも装備する。

1.65インチ(42mm)フルレンジスピーカーを内蔵し、Alexaによる音声操作や音楽再生に対応する。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHz/5GHz対応)。Bluetooth機能も備え、スマートフォンなどの音楽をワイヤレス再生できる。電源はACアダプタ(15W)で、長さ1.5mのケーブルを装備。本体サイズは148×73×86mm(幅×奥行き×高さ)、重さは403g。

共通機能

どちらも音声アシスタントの「Alexa」を使って、Amazon Prime VideoやNetflix、ひかりTV、Paraviなどのドラマや映画を再生可能。音楽サービスはAmazon Music、Apple Music、Spotifyなどに対応し、好きな音楽を聴ける。Amazon MusicやSpotifyでは、再生された楽曲に基づいておすすめのプレイリストやステーションを表示し、ユーザーの好みにあった楽曲をレコメンドする。

プライム会員であれば、高画素の写真をAmazon Photosに容量無制限で保存でき、ホーム画面をスマートフォトフレームとして活用できる。他にも、イーオンが提供する「イングリッシュタイム」で英会話の練習をしたり、「NHKニュース」でニュースをチェックしたり、「カラオケJOYSOUND」でカラオケを楽しんだりすることもできる(別途、各サービスの登録・契約や料金が必要な場合がある)。