ビズヒッツはこのほど、「転職初日の不安に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は4月2日~6日、転職経験のある男女500人を対象に、インターネットで実施した。
転職初日に不安だったことはを尋ねたところ、「人間関係・職場の雰囲気」(68%)という回答が最も多かった。具体的な理由について聞くと、「働いている方の年齢層が高かったので、うまく馴染めるか不安だった」「前職で怖い上司に耐えきれず退職したので」「多少仕事がハードでも人間関係が良好だと続けていけそうだから」といった声が寄せられた。
2位は「仕事ができるか」(15.6%)だった。具体的な理由としては、「未経験の職種だったので、本当にできるのか不安」「前の会社でのスキルは通用するのか」などだった。3位は「うまく挨拶・自己紹介ができるか」(5%)となっている。11位には「教育係がどんな人か」も入っており、人間関係の中でも特に身近な存在になる「先輩」について不安を感じる人もいることがわかった。
転職初日は始業何分前に会社に着いたか尋ねたところ、最も多い回答は「30分前」(33%)だった。次いで「15分前」(24%)、「20分前」(18.2%)、「10分前」(8.8%)となっている。
始業時間よりかなり早く到着した人からは、「何かあってもいいように、普段より時間に余裕を持って行った(30分前に到着)」「早く来るように指示がありました。社風が古く、早く来る人はできる人扱いみたいです(50分前に到着)」「その職場では新人になるので、やる気を見せつけるため(1時間前に到着)」といった回答が寄せられた。
転職初日のために準備したことについて聞くと、「身だしなみ」(31%)が最も多かった。2位は「筆記用具やメモを揃えた」(14.2%)、3位は「職場の下調べ」(9.4%)、4位は「業務の予習」(7.6%)、5位は「通勤経路の確認」(6.8%)となっている。