RaiseTechは5月11日、「エンジニア市場に関する実態調査」の結果を発表した。調査は4月13日〜14日、エンジニアとして副業をしている1,121名を対象にインターネットで行われた。
エンジニアを始める前に経験のある副業を教えてもらったところ、「ポイントサイト」(28.1%)や「アンケートモニター」(27.6%)が多く、月収は「5万円未満」が36.3%を占めた。
エンジニアとしての副業を始めるに至った理由を尋ねたところ、「収入をさらに増やしたかったから」(40.1%)が最も多く、次いで「副業やWワークをしたいと思っていたから」(18.0%)、「やっていた副業の収入額が少なかったから」(15.9%)が上位に。「現在の副業」(エンジニア)の満足度を教えてもらったところ、全体の7割近くが「満足」(とても+それなりに)」(69.7%)と回答。副業としてエンジニアを選んで良かったと思うエピソードを聞くと、「収入面でのメリット」「やりがいや楽しさ」「本業への好影響」が多くあがった。
続いて、「現在の副業」(エンジニア)による1カ月あたりの収入額を教えてもらったところ、「5万円未満」(34.8%)が最も多く、次いで「5万円〜10万円未満」(23.2%)、「10万円〜30万円未満」(21.2%)と続き、中には、エンジニアの副業のみで「100万円以上」(1.8%)の収入を得ている人も。
また、「エンジニアとして副業を行う際に特に大変だったことや難しかったこと」を聞いたところ、「専門的なスキルを身に付けること」(37.5%)、「精度の高いスキルを身に付けること」(32.2%)、「時間管理」(29.1%)が上位に。エンジニアの勉強方法については、「Web講座の受講」(27.8%)が最も多く、次いで「勉強会やセミナーへの参加」(26.9%)、「関連書籍の購読」(26.5%)と続いた。
最後に、「今後もエンジニアの需要は増えると思いますか?」と質問したところ、全体の6割以上が「確実に増えると思う」(18.7%)、「多分増えると思う」(45.1%)と回答した。