ペットメディカルサポートは5月6日、「ペット(犬と猫)の噛み癖」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2021年2月19~28日、調査対象は同社のペット保険「PS保険」契約者で補償開始が2020年12月の人、有効回答は393人。
ペットの噛み癖、約3割が「悩んでいる」
ペットの噛み癖に悩んでいるか尋ねたところ、「悩んでいる(非常に+どちらかといえば)」と答えた割合は犬猫ともに約3割(犬32%、猫34%)。反対に「悩んでいない(どちらとも言えば含む)」は犬62%、猫53%となり、犬の飼い主の方が悩んでいない割合が大きいことがわかった。
噛み癖の原因と考えられるものは、犬猫ともに1位「遊びの延長」(犬27%、猫37%)、2位「構ってほしい」(同27%、同28%)、3位「甘噛み」(同18%、同14%)がトップ3にランクイン。しかし、犬の飼い主が考える「不安や恐怖」(5%)、「好奇心」(4%)、「縄張り意識」(4%)は、猫の場合はいずれも0%となり、「遊びの延長」が突出する結果となった。
噛み癖の相談相手を聞くと、犬の場合は「家族」が38%と最も多く、次いで「書き込みサイト」が21%、「知人・友人」が18%との順に。一方、猫の場合は「書き込みサイト」が33%、「家族」が28%、「獣医師」が21%と続いた。
噛み癖対策として実践していることは、犬猫ともに「おもちゃを与える」(犬25%、猫34%)がトップ。2~4位についてはそれぞれ順番が異なるものの、「無視する」(同23%、同12%)、「大きな声を出す」(同18%、同19%)、「ストレスを発散させる」(同13%、同15%)が入り、上位4位だけで全体の約8割を占めた。