大人にとってはリフレッシュできる瞬間。でも、子どもにとっては退屈で仕方がない時間……どうやら、それがバスタイムの宿命のようです。

思い返してみれば、確かに子どもの頃はお風呂なんて早く上がりたくてしょうがなかった気がしますし、父親には「あと100秒数えたら上がっていいぞ」などと言われるたびに「えぇ~、長い~!」とゲンナリした記憶があります。

皆さんにも少なからず似た経験があると思いますが、育児奮闘中のツイッターユーザー「なかがわ|2y&0yの兄弟 子育て中」(@nkgw_yuta)さんが発明した“子どもの風呂嫌い対策”が「天才!」と話題を呼んでいます。

お風呂イヤがる息子が秒で入るようになった子育てライフハック
ガチャガチャとかバスボムのおまけを100均で売ってるアイスボール作る奴で凍らせるとお風呂で溶かすのがすごく楽しいらしい
「くまモン凍っちゃったからお風呂で助けなきゃ!」で即、風呂に向かうようになった

その発明とは、小さな玩具をアイスボールのなかで凍らせるという極めてシンプルな方法。ツイ主は「2回目以降は水入れるところから子どもにやらせて、水の状態変化も学びながら楽しんでるからよい」とも報告しています。

ツイートは2.9万件のリツイート、17.5万件のいいね(5月3日時点)を集めるなど大反響。特に子育て世代からは多くの感謝や共感の声が集まりました。

「めちゃめちゃよかったです! 素敵なアイデアありがとうございました!」「これいいですね!! 3歳の下の子をお風呂に誘う時にバスボムをストックしていたのですが、1個300円はするので余計な出費でした。これで大量生産できます」「お手軽だし、水だから材料費もかからなくていいですよね。考えた方、天才!」「素敵なアイディア! バスボムの人形がどんどん増えていくので、どうしたものかと思っていたところでした。うちもアイスボール試してみます!」

「子育てをなるべく楽しんでやっていけたら」

続々と寄せられる感謝の声を、ツイ主のなかがわさんはどう受け止めているのか、ご本人にお聞きしました。

――これだけの反響を得て、率直な感想を教えていただけますか?

みなさん、私と同じように入浴に持ってくまでが大変で、悩みながらいろんな工夫をしてるんだなと思いました。同志がたくさんいることにも、すごく勇気をもらいましたね。

――やはり子どものお風呂嫌いは、皆さんが頭を悩ませる課題なんですね。

うちもバスボムをよく使っていたんですけど、高いんですよね、毎回だと。一日100円だとしてもなかなか……。「なんとかお風呂にスムーズに、お金もかけず入る方法は?」と悩んでいました。

――それでこの方法を試したら効果てきめんだった、と。

うちの息子にはこの方法でいけたので、入浴で悩んでる子育て中のみなさんにも届くといいなと思います! もちろんこの方法でうまくいく保証はないですし、うまくいっても何日持つか、というところなのですが(笑)。私も、子育てしているみなさんの知恵を結集しながら、子育てをなるべく楽しんでやっていけたらなと思ってます!