あいにくの天気でスタートしたゴールデンウィーク。5月1日は大気の状態が非常に不安定になり、全国各地で活発な雨雲や雷雲が広がりました。

久しぶりの本格的な雷雨に不安を覚えた人も多かったと思いますが、そんな激しい雷から東京都民を守ってくれた“あるヒーロー”の存在に注目が集まっています。

ヒーローの姿を激写したのは、ツイッターユーザーのいけはたくん(@OMYqICrt0SQZ7st)さん。

いけはたくんさんが投稿したのは、空を裂くかのように走る稲妻を呼び込む東京スカイツリーの写真。その決定的瞬間を捉えた写真は3.4万件のリツイート、21.7万件のいいね(5月2日時点)が付くなど、大きな反響を集めています。

投稿には続々とコメントも寄せられており、「東京の守り神ぞ」「電波塔であり、避雷針なのか。素晴らしいスカイツリー。ありがとうスカイツリー」「たしかこうやって避雷針になることもタワーの目的…らしいですよね?ちゃんと役目果たしてて偉い偉い」と、スカイツリーに感謝する声も多数。

「この雷を発電エネルギーに変換できたら東京23区電力の何日分になるんだろうか」「東京スカイツリーの最頂部には避雷針がついていて、塔体に落ちた雷を電力中央研究所さんと研究しています」と、雷の有効利用に言及するユーザーも多く見られました。

こんな決定的な瞬間をどうすれば撮影できるのかも気になるところですが、「連射して撮るんですか?」との質問に対し、いけはたくんさんは「逆で、シャッター数秒開いて撮ってます。なので、三脚無いと撮れないですね」と回答しています。

東京の観光名所として賑わっているスカイツリーですが、今後訪れる際は「いつも守ってくれてありがとう」と、感謝の念ももっていくとよさそうですね。