タニタは5月6日、熱中症の警戒レベルが5段階で判定できる黒球式の熱中アラーム「TC-210」を発表した。紫外線量を予測して日焼けの進行を警告するアラーム機能も備える。直販価格は5,500円。5月7日より発売する。
熱中症対策と日焼け対策を1台でこなせる小型の黒球式熱中アラーム。普通の温度計では計測できない日射や輻射熱を測定でき、熱中症の危険度を示す指標となる暑さ指数(WBGT)として表示する。暑さ指数の警戒レベルは、ほぼ安全 / 注意 / 警戒 / 厳重警戒 / 危険の5段階で設定。警戒レベルをイラストで表示するなど、わかりやすい工夫もなされている。気温 / 相対湿度 / 日焼け時間なども表示できる。
同社の熱中症指数計として初となる日焼けアラーム機能も搭載する。独自のアルゴリズムにより、黒球温度と乾球温度の差から紫外線量を予測し、日焼けが始まるまでの時間をカウントダウンしてアラームで知らせてくれる。アラームは、設定した暑さ指数を超えた場合も作動する。
CR2032コイン形リチウム電池×1個を使用し、電池寿命は約6カ月。本体サイズはW58×D36×H108mm、重さは約65g(電池、つり下げ用アタッチメント、カラビナを含む)。
【お詫びと訂正のお知らせ】記事の初出時、製品名の表記に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。該当箇所は修正済みです。(2021年5月7日 12:15) |