マイナビは4月27日、「ワーキングマザーの働きやすさに関する意識調査」の結果を発表した。調査は3月18日~22日、小学生未満の子供を持つ20代〜40代の女性会社員(正社員)・公務員800名を対象にWEBで行われた。
現在働いている職場の働きやすさを100点満点で聞いたところ、全体では平均69.6点という結果となった。規模別みると、大手企業(従業員数1,000人以上)は平均73.6点、中小企業(従業員数999人以下)が平均65.6点となり、大手企業の方が高い結果に。
現在の仕事のしかたや人間関係について聞くと、働きやすさの点数が特に高かった(90点~100点)人は、「同僚との人間関係が良好」(70.7%)、「上司との人間関係が良好」(62.6%)、「上司に相談しやすい環境である」(60.2%)と回答した割合が高いことがわかった。
理想とする職場の制度を教えてもらったところ、「時短勤務」(71.6%)、「子供の看護休暇」(60.9%)、「時差勤務・フレックスタイム制」(58.3%)が上位に。しかし、実際に制度化されている割合とは乖離があることが明らかに。特に「育児費用の援助制度」(-31.5pt)でギャップが大きく、次いで「事業所内保育施設」(-25.3pt)、「在宅勤務」(-20.5pt)、「時差勤務・フレックスタイム制」(-20.4pt)と続いた。