ねこちゃんホンポ(ピーネストジャパン運営)は4月26日、「猫を飼う上で一番難しかったこと」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2021年3月18日~4月15日、調査対象は全国の猫と暮らす10~60代の個人、有効回答は300人。
一番難しかったことは「体のケア」
猫を飼う上で一番難しかったことを聞くと、1位は「体のケア(爪切り、ブラッシング等)」(40.3%)。以下、2位「猫との接し方」・「その他」(各16.7%)、4位「しつけ」(12.7%)、5位「食事の世話」(5.7%)、6位「掃除」(4.7%)と続いた。
難しかった理由については、体のケアでは、120人中67人が「爪切り」が難しいと回答。同調査では、「神経や血管が通っている爪を切るのは不安と感じている方がとても多いことがわかる結果と言える」と分析している。次いで2位「体のケア全て」、3位「体を触らせてくれない」となった。
猫との接し方が難しかった理由では、51人中31人が「初めての猫で知識がなかった」と回答し1位に。2位は「警戒心が強い」、3位は「家族との相性」だった。
しつけが難しかった理由でも、「初めての猫で知識がなかった」を挙げる人が3割以上で最多に。2位は「噛み癖」で2割以上、3位は「いたずら対策」となった。
その他のランキングをみると、「病気の対応」と「先住猫との相性」が同率の1位に。病気の対応を挙げた人からは、「病院探しや通院、薬を飲ませるのが大変だった」(50代男性) 保護した時に病気やノミやダニがついていたため、治療に時間がかかった」(10代女性)といった声が寄せられた。