岩谷産業は、カセットガス式を採用した「カセットガス炊飯器“HAN-go”(CB-RC-1)」を発売した。岩谷産業グループのオンラインショップ「イワタニアイコレクト」、および全国のホームセンターやアウトドア専門店、家電量販店にて販売する。価格は59,800円。
HAN-goは、炊飯器具の「飯ごう」をイメージした炊飯器。本体下部にカセットガスボンベ(イワタニカセットガス)を装着して熱源とし、ご飯を炊く。炊飯量は1合~5合、炊飯時間は1合で約12分、5合で約18分。1本のカセットガスボンベで炊ける回数は、1合なら約19回、5合なら約8回となっている。ガスの点火には単3形乾電池×1本を使う(1本付属)。
使い方は、まずお米を入れた炊飯釜を本体にセットし、本体の炊飯量調節つまみでお米の量を選択。続いて火力調整つまみをオン方向に回して、点火レバーを下げて火をつける。炊飯後は自動で火が止まり、そこから15分間ほど蒸らして炊き上がり。炊飯中の火加減調整は不要だ。炊飯する前にお米を30分以上、水に浸して吸水させると、より美味しく炊ける。炊飯釜はフッ素加工されており、汚れにくく洗いやすい。
電源コードやホース類を使わないため、家庭でもアウトドア用途でも手軽に炊飯でき、防災用品としても適している。本体サイズは幅275×奥行き275×高さ334mm、重さは約5kg(カセットガスボンベを含まず)。