お笑いトリオ・東京03の角田晃広が、4月27日に放送されたカンテレ・フジテレビ系ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(毎週火曜21:00~)の第3話を振り返った。

  • 松たか子(左)と角田晃広=カンテレ提供

第3話は、“器が小さい男”鹿太郎(角田)のクローズアップ回。元々はゴシップカメラマンだった鹿太郎が、取材目的で入った社交ダンス教室で出会ったとわ子(松たか子)の人柄にひかれ、結婚するまでのロマンティックな思い出や、その後、離婚にいたったほろ苦い理由が明らかになった。

物語の終盤では、とわ子が慣れない社長業に悩んでいることを知った鹿太郎が、大きな花束を抱えて会社で1人たたずむとわ子の元へ。社員に言えない愚痴や弱音を聞きながら優しく励ました鹿太郎は、「ご一緒にいかがですか?」と、とわ子を気分転換に久しぶりのダンスに誘う。とわ子は戸惑いながらも鹿太郎の手を取り、会社のデスクや書類にぶつかりながらダンスに興じる。いつしか2人がいる場所はダンスホールに変わり、ドレスとスーツを身に包んだ2人は、現実を忘れるかのように優雅に踊るのだった。

1分に及ぶとわ子と鹿太郎のダンスシーンをはじめ、離婚してもなお、とわ子のことを真っすぐに思い続ける鹿太郎のピュアな魅力に、視聴者から感動の声が続出したことに加え、エンディングではNENEと共にラップを披露した主題歌「Presence III(feat. NENE, 角田晃広)」による驚きが重なり、放送直後から「角ちゃん」「角田晃広」がTwitterトレンドワード入りするなど、大きな反響を呼んだ。

第3話のダンスシーンについて、角田は「松さんに向かって『ご一緒にいかがですか?』とダンスを誘う場面。不安もありつつ、松さんのかわいさに気持ちを乗せられて演じたんですけど、撮影後に松さんから『すっごい良い顔してましたよ』って冷やかし半分で言われまして、あれは恥ずかしかったですね(笑)」と、ロマンティックな場面の撮影を終えた松からの“イジリ”を笑顔で明かすと共に、「これまで女性相手の芝居は(同じ東京03の)豊本さんの“豊美”としかやったことないから、途中で『あれ? 松たか子だ』って我に返りました(笑)。しっかりダンスの練習をしてたのでなんとかやれました」と振り返った。

回を重ねるごとに、次第に元夫たちの知られざる一面が明らかになっていく今作品。鹿太郎と言い争いが絶えない三番目の元夫・慎森(岡田将生)については、「かわいいですよね。元夫だから最初は突っかかってくるところもありましたけど、回を重ねるごとに3人で集まったり、仲良くなっていって。それに第2話見たら、視聴者目線で『慎森…』って泣けてきちゃった。“自分から幸せを捨てた”っていう後悔ね…あれはやばかった。次会ったら慎森と仲良くしてあげようと思っちゃったから、2話明けの撮影は優しくしちゃったかもしれません(笑)」とコメント。

一番目の元夫・八作(松田龍平)については、「八作は、クールでしゃべらないし、ポロっと言ったことが女性の気持ちに引っかかる。雰囲気も含めて、典型的なモテるタイプの男ですよね。あんなオシャレなお店を開いてるし、あの男は憧れますよ!」と、慎森とは違った憧れを明かした。

そんな「モテ方が自然現象」と称される八作だが、5月4日放送の第4話では、親友・俊朗(岡田義徳)の彼女・早良(石橋静河)からのアプローチに頭を悩ませることに。なんとか早良から嫌われるために試行錯誤するが、早良の行動はより大胆になっていく。

  • 第3話より

  • 第4話より