シンガーソングライターの森山直太朗が、30日に放送された日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(毎週金曜23:00~)にゲスト出演した。
名曲「さくら」が完成したとき、森山は心のどこかで、「この曲が春の定番曲になったらいいな」と思っていたそう。ただ当時よく家に入り浸っていた、おぎやはぎの小木博明からは「こんなダセえ曲、絶対に売れねーよ!」と言われていたといい、森山自身も当時は手応えを感じてなかったという。
「いつかみんなが知っているような曲になるといいなという願いが実現してからは、自分が叶えたいことは絶対に口にするようにしています」と語る森山。その流れからMCの田中圭と千葉雄大に、夢や実現させたいことがあれば実際に声に出して言っているかという話に。
千葉は「『お前(千葉)のクセに何を言ってやがる』と思われるのが嫌で、言わなかったのですが、ある時から言い続けた結果かないました。僕はミュージカルに挑戦したかったのですが、それが実現してうれしかったです。本当にかなうものなんだって思いました」と力説。
これに対し、田中は「あまりこう言うところでは言わない」とためらうが、千葉と森山が、これを機会に告白しちゃえば自分へのプレッシャーにもなるから絶対に言った方がいいと焚きつけ、と田中は「いつも応援してくれる人が自分の作品を観て、ハッピーになってくれたらいいなとか、あとアンチの方にも面白いと思ってもらえるような作品になることは、現場に入る前から常に望んでいることです」とコメント。それを受けて、森山は「全国ネットの番組で、よくそんなこと言えるね(笑)」とはしごを外した。
ライブパートでは、森山が「SACRED LOVE」のパフォーマンスで、ピュアな雰囲気あふれる真っ白な衣装で登場。UNCUTでは、ストリングスの演奏とアコースティックギターによる優しくしっとりとした演奏で、純真無垢な愛の歌詞を、透き通るような美声で歌い上げていた。