リンクトイン・ジャパンは4月28日、現在働きたいと思う会社をデータから明らかにする「TOP COMPANIES 2021年版」のトップ25社を発表した。対象企業は、日本を含む世界20カ国・地域の社員数500人以上の企業。調査期間は2020年1月1日〜12月31日。

  • 「TOP COMPANIES 2021年版」トップ25社

    「TOP COMPANIES 2021年版」トップ25社

「TOP COMPANIES 2021年版」では、前回に続いて今年も「アマゾン・ドット・コム」が1位に輝いた。

2019年にトップ10入りした「楽天グループ」(2位)に加え、今年は「NTTグループ」(3位)、「ソフトバンクグループ」(6位)が上位にランクイン。さらに、「ソニーグループ」(7位)や「メルカリ」(10位)など、世界を舞台に活躍する日本企業もトップ10にランクインした。

また、「日立製作所」(11位)、「NEC」(12位)、「富士通」(14位)、「パナソニック」(21位)など、日本の伝統的な製造業も上位に。これらの企業は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を中心に大胆な構造改革を進めており、デジタル人材の獲得にも意欲的だという。

さらに、グローバルなIT企業の安定した強さもうかがえ、4位の「IBM」のほか、「オラクル」(18位)や「アルファベット」(22位)などの世界的なIT系企業も上位にランクインする結果となった。

同調査は、リンクトインでユーザーが入力したプロフィールのデータを「昇進の可能性」「スキルの獲得」「仕事の安定度」「社外からの魅力」「社内のつながり」「社員の多様性」に基づいて分析している。