美 少年/ジャニーズJr.の浮所飛貴が主演を務める、映画『胸が鳴るのは君のせい』(6月4日公開)の特別映像が29日に公開された。
同作は紺野りさ氏による同名コミックの実写化作。転校生の有馬隼人(浮所)と、有馬を想い続ける篠原つかさ(白石聖)が繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリーとなる。
今回公開されたのは、浮所、白石、板垣瑞生、原菜乃華の4人それぞれの”胸が鳴る“シーンを詰め込んだ特別映像。浮所が“胸が鳴る”シーンとして挙げたのは、ほどけてしまったつかさの髪を有馬が束ねる林間学校のシーンで、原作にはないオリジナルシーンとなっている。納得がいくまで監督と何度も話し合いを重ね、気合を入れて作り上げ、常に「きゅんきゅんさせたい」と話しながら撮影に臨んでいた浮所のこだわりがたっぷり詰まった、胸きゅんシーンだ。
白石は、有馬にフラれたつかさが、有馬の家の前で「まだ諦めないから!」と宣言するシーンをセレクト。2階の窓から顔を出す有馬と、そんな有馬を見上げるつかさの構図が「ロミオとジュリエットの逆バージョンのように見えた」と語るように、有馬を一途に想い続けるピュアで真っ直ぐなつかさの姿と、そんなつかさを笑顔で受け止める有馬の優しさが映し出されたシーンとなった。
板垣は、つかさにキスをした長谷部が思いきりビンタをされる衝撃のシーンを選んだ。花火が上がる中、切ない表情を見せ呆然と立ち尽くす長谷部の姿が印象的で、撮影では白石のビンタの勢いで板垣のイヤーカフが飛んでしまうというハプニングも。本作で3度目の共演となった白石と板垣という、息の合った2人だからこそ作り上げられた。
原の“胸が鳴る”シーンは、麻友がつかさに本音をぶつける緊張感溢れるシーン。「白石さんと対峙する場面は緊張したけど楽しかった」と語る原は、本シーンではこれまで見せていた可憐でお嬢様のような印象とは打って変わり、つかさに向かって真っ向から想いをぶつける強気な女の子に変貌する。麻友の明かす秘めた想いに胸が締め付けられるシーンに。
本映像は、本日行われた『胸が鳴るのは君のせい』完成報告イベントにて一足早くキャストにお披露目され、イベント内で互いのお気に入りシーンについてトークを繰り広げる場面もあった。
(C)2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会