俳優の玉木宏が主演するテレビ朝日系ドラマ『桜の塔』(毎週木曜21:00~)。きょう29日に放送される第3話では、恋の四角関係が新展開を迎える。

  • 左から玉木宏、仲里依紗=テレビ朝日提供

同ドラマは『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ 19年)で東京ドラマアウォードグランプリなど数々の賞を総なめにした脚本家・武藤将吾氏によるオリジナル作。警察ドラマだが、王道の犯人VS警察ではなく、警視総監を目指して巻き起こる組織内のパワーゲームに焦点を当てた人間ドラマを描く。

玉木演じる上條漣に思いを寄せるのは、幼馴染みである捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)、そして先週放送の第2話で漣と正式に婚約した刑事部長・千堂大善(椎名桔平)の娘・優愛(仲里依紗)。実は、今後の出世バトルには2人の存在が大きく影響する。さらに、上司である爽に恋する捜査一課刑事・富樫遊馬(岡田健史)もストレートに思いを見せ始め、恋の四角関係はより複雑なものに。

優しかった少年時代とは一転、父の死をきっかけに豹変してしまった漣。幼馴染みの爽の前では、柔らかな笑顔を見せたり、感情的になったり、本音を漏らしたりと素顔を垣間見せてきた。だが、漣は自らが所属する派閥「外様派」のトップ・千堂の懐へさらに入り込むべく、優愛と婚約。第3話では、ますます漣に魅了された優愛が、爽への嫉妬心に駆られていく。