クオリティアは4月27日、4月6日~4月7日の2日間、全国の20歳~59歳の会社員・公務員・団体職員を対象に実施した「ビジネスコミュニケーションに関する調査」の結果を発表した。同調査は、1,000名の有効サンプルを集計したもの。
全回答者に、仕事でどのようなコミュニケーションツールを使っているかを聞いたところ、「電話」は81.9%、「メール」は76.4%、「Web会議」は36.5%、「ビジネスチャット」は20.2%となった。男女・年代別にみると、「Web会議」は20代男性(47.2%)が特に高かったという。
テレワークを行うことがある人(362名)の回答では、「メール」が93.4%、「電話」が82.9%、「Web会議」が76.2%、「ビジネスチャット」が43.9%となっている。
全回答者(1,000名)に、仕事でのコミュニケーションツール利用において困っていることを聞いたところ、第1位は「メールの処理に時間がかかる」(15.1%)となった。これに、「メールが上手く書けない」(11.7%)、「Web会議で相手の反応が読みづらい」(9.8%)と続いている。
仕事でWeb会議やビジネスチャットを使っている人(409名)に対し、新しいコミュニケーションツール(Web会議システムやビジネスチャットなど)の利用によって職場に出現した“困った社員”について聞いたという。
仕事でWeb会議を使っている人(365名)に、Web会議の利用によって出現した“困った社員”が職場にいるか聞いたところ、「Web会議で一切発言しない沈黙マン」(14.5%)が最も多い結果となった。これに、「Web会議で周囲がうるさい雑音マン」(12.6%)、「Web会議で発言が重なる被せマン」(8.2%)が続いている。
また、仕事でビジネスチャットを使っている人(202名)に、チャットの利用によって出現した“困った社員”が職場にいるか聞いたところ、「チャットで既読なのに返事をしない既読スルーマン」(13.4%)が最も多かった。これに、「チャットですぐの返信を求めてくる即レス要求マン」(7.9%)、「チャットで言いたいことだけ言って去っていく自己中マン」(7.4%)と続いている。