ヤフーはこのほど、「Yahoo! MAP」アプリで提供している「混雑レーダー」が、4月10日で提供再開から1年を迎えたことから、この一年間における同機能の利用率などに関する情報を公開した。
混雑レーダーは、Yahoo! JAPANが提供する各アプリ上で位置情報の利用を許可しているユーザーのデータをもとに、混雑状況を算出。結果を、色で段階的に表現するヒートマップとして「Yahoo! MAP」アプリ上で確認することができるというもの。新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」発令から3日後の2020年4月10日に、提供を再開した。
同社によると、コロナ禍となったこの一年間における同機能の利用率は、提供再開前の1年と比較して約5倍に。さらに、提供再開直後のピーク時には、提供終了直前と比較して約36倍の利用率に達したという。
なお、現在、多くの区域で「まん延防止等重点措置」の適用、「緊急事態宣言」が発令する中、まもなくゴールデンウイークを迎えるにあたり、同社は、混雑を避けた行動の参考として同機能を活用することで、新型コロナウイルス感染症拡大防止のさらなる一助となることを目指すとしている。