俳優の佐藤B作が、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演することが27日、明らかになった。三谷幸喜氏が脚本を手掛け、小栗旬が北条義時役で主演を務める本作で、三浦党の惣領・三浦義澄を演じる。
佐藤は「“13人”のメンバーに入っている役ということで、とてもうれしいし緊張します。ただ、三谷くんから商店街のオヤジのように演じてくださいというアドバイスをいただきましたので、楽しんで演じられそうでワクワクしています!!!」とコメント。
大河ドラマ出演は5回目。「『八重の桜』に出させていただいたときは、コンプレックスだった故郷・福島ことばを思いっきり話せることで、本当に楽しい大河ドラマでした」と過去の出演を振り返る。
三谷作品への参加については「劇団にも数多く書いていただいて、その筆の力は十分理解させていただいておりますが、良く書かれた喜劇ほど、演者にとってはとても難しいので、的確な演技を追求しなければいけないと思っています」と気を引き締め、また、「時政役の彌十郎さんとは勘三郎さんの舞台のときにごいっしょさせていただいて、よく飲みに行ったりしてましたので、老人が楽しく戯れそうで、いまから楽しみです」と話している。
本作は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。三谷氏が大河ドラマの脚本を手掛けるのは、『新選組!』(2004)、『真田丸』(2016)に続いて3回目。
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