KinKi Kidsの堂本剛が、24日に放送されたラジオ番組『堂本剛とFashion & Music Book』(bayfm/毎週土曜22:00~22:30)に出演。先月、歌手の吉田拓郎が、ラジオでラストアルバムの制作を発表し、「この夢が叶ったら、吉田拓郎の音楽人生、すべてからのリタイアが決まると考えています」と発言したことについて、自身の思いを語った。
音楽バラエティ番組『LOVE LOVE あいしてる』(フジテレビ系)での共演をきっかけに、長きにわたって交流のある吉田とKinKi Kids。リタイアの話題が上がると、剛は、「電話したんでね。拓郎さんと。なんかちょっとこみ上げるものがあるけど……」と涙声で心境を吐露。「10代の苦しかったときに、拓郎さんの歌を聞いて、生きる力をもらった記憶が鮮明にあって」「若い世代の人たちにも、拓郎さんの歌は響くと思うから、僕は続けてほしいなということを伝えました」と語った一方、「でも、拓郎さんの人生だからね。拓郎さんが決めることだから」とつぶやいた。
また、吉田はラストアルバムの内容について、「これは僕らの友情の証として残したいと思ってるんで、剛、光一にも世話になりたいなと思ってる」とも話しており、剛は、「急にお電話くださって。剛の仲間と一緒に音楽をやってみたいというお話だったんですね。どこまで何をさせていただくかっていうことは、まだ明確に決めてないんですけど」と、アレンジャーとしてオファーを受けたことを告白。かつて、吉田にギターを習っていたこともあり、「ギターを教えてもらった人からオファーをいただいて、ただただ幸せな気持ちでいっぱい」と感激している様子だった。
そして、「生意気ですけど、拓郎さんが『俺、やっぱりもう一回音楽やるわ』って笑って言えちゃうようなやつを作りますねってお伝えしたんです。『ありがとう』って、笑って返してくださいましたけど」と、吉田との会話を明かした剛。「拓郎さんは音楽を通して色んな人に影響を与え、色んな人を救ってる」ということも伝えたと言い、「僕自身も音楽を通して、みなさんに少しでもお力とか勇気を与えられたらいいなと思ってやっておりますので。これからもみなさんに、どんどん作品を届けて、深く深くつながっていけたらなと思います」と、決意を新たに話題を締めくくっていた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。