声優、そしてアーティストとして活躍する鬼頭明里のオフィシャルファンクラブ「Smiley Light Village」初となるFCイベント「smile giving day vol.1」が、2021年4月24日(土)に千葉県文化会館にて開催された。ここでは、昼夜2部構成で行われたイベントの昼の部の模様を中心に紹介する。

この日の司会を担当した椿本プロデューサーが、改めて感染予防対策を呼びかけた後に鬼頭を呼び込むと、ジャケットにロングスカートをあわせた春らしい衣装で登場。その出で立ちに、里民(鬼頭明里FC会員の呼称)たちのテンションが早くも上がる。

まずはトークコーナーということで、椿本プロデューサーからいくつかの質問が。

・ファンクラブを開設されて、改めて今の心境は?
「こんなに広いところで皆さんにお会いできて、ようやく実感しています。ありがとうございます!」

・ファンクラブでやってみたいことはありますか?
「私がデザインさせていただいて、グッズを作ってみたいですね。それを皆さんがつけていただけると嬉しいです」

・ファンクラブイベントは、今後どんなイベントをしたいですか?
「ファンの皆さんと一緒に何か遊べるような……運動会?(笑) 皆と一緒だったら走れます!」

・アーティストとしてのイベントは昨年10月のワンマンライブぶりですが、ライブを経て心境の変化はありますか?
「ソロアーティストとしてデビューして、皆さんが楽しんでもらえるのかという不安が吹き飛ぶツアーだったので、この人たちのために頑張ろうと思いました」

・ファンクラブ始まって撮影もしましたが、その時の思い出はありますか?
「冬なのにノースリーブ着て撮影したり、めっちゃ寒かったです(笑)。スプリングコートの衣装がかわいくてお気に入りです!」

続いてはゲームコーナーに突入。最初のゲーム「答えを合わせろ!あかりんと里民」は、鬼頭と里民がどれくらい心を通わせられているのかを検証するもので、5つのお題についてAとBどちらの意見を選ぶかを合致させるゲーム。鬼頭は里民が選ぶであろう意見を、里民は鬼頭が選ぶであろう意見を考えなければならないため、かなり難易度が高く、3問不正解でチャレンジ失敗となるところいきなり2問連続で不正解のピンチに。しかしここから怒涛の巻き返しを見せ、「ペットにするなら」「FC衣装で好きなのは」「アラームにするなら」の3問を連続成功し、ご褒美のアマゾンギフト5,000円分をゲットした。ここで、さらに椿本プロデューサーからWアップチャンスの持ちかけがあり、これに乗った鬼頭は選択肢が1つ増えた3択のお題「導線を切るなら」に挑戦。ここで、鬼頭は1回目の拍手の音が聞き取り辛かったということで、既に鬼頭の回答は提示していたもののもう1回拍手の再投票を求め、結果何ら不正は無く1万円のアマゾンギフトを手に入れることができた。

次のゲーム「オール里民感謝祭!ご褒美セリフ争奪!あかりんクイズ」は、鬼頭にまつわる3択クイズを里民が答えていき、最後まで残った3名が鬼頭にご褒美セリフをこの場で言ってもらえる貴重な企画。次々に出題される、「アルバム『STYLE』の3曲目は…」、「『鬼頭明里のSmiley pop』4月28日の放送で何回目?」、「2ndシングル『Desire Again』通常盤の品番は…」といった難問に立ち向かった里民の中で、見事勝利を勝ち取った人は「〇〇さん、私のことこんなに詳しいなんて変態さんですね」「〇〇さん、いつも応援ありがとう!これからもずっとよろしくね!」、「お仕事(学校)お疲れ様!頑張っている姿、かっこいいぞ!」といった台詞を生で聴くことができ、喜びの表情を浮かべた。

企画コーナーの締めとして、鬼頭の歌声を堪能できるカラオケコーナーも実施。第一興商協力のもと、事前にTwitterで募集した楽曲の中から2曲を披露することに。鬼頭自身もカラオケでよく歌うという楽曲たちを歌唱し、普段だと聴けないその歌声を、里民たちは身体を揺らしながら楽しんでいた。

そしていよいよお待ちかねのライブコーナーということで、自身の楽曲である「Always Going My Way」と「Dive to World」の2曲を立て続けに披露。

「ありがとうございます!私も自分の曲を皆の前で歌うのが久しぶりだったので緊張したのですが、皆がいるライブは楽しいですね!」と声を弾ませた鬼頭が来場者に向けて重大な発表。2021年8月4日(水)に1stミニアルバム『Kaleidoscope』をリリースすることを明かされると、会場は喜びの拍手で包まれた。『Kaleidoscope』は5曲入りのミニアルバムで、各楽曲1つの楽器をフィーチャーした、コンセプトの強い内容になるとのこと。初回限定盤・通常盤・アニメ盤・そして、この日のFCイベント「smile giving day vol.1」の模様を収録したBlu-rayが付いてくるFC限定盤の4形態で発売される。初回限定盤にはリード曲「No Continue」のMusic Videoやメイキング映像などを収録したBlu-rayが封入予定。1stミニアルバムに関する続報は、鬼頭明里公式サイト・公式Twitter(@kitoakari_1016)などで発表される予定となっている。

そして、ライブコーナーのラスト1曲となった、1stアルバムのリード曲「23時の春雷少女」を歌い上げて、自身初となったFCイベントを締めくくった。