ファミリーマートが新商品『グリルサラダチキン』を4月13日に発売した。従来のサラダチキンとは違い、ホットスナックとして温かい状態で販売しているという。
筆者は今日もテレワークをしているが、夕方になりちょっと小腹が空いてきた……。ちょっと気分転換で近所のファミマへ。もうひと頑張りするためにグリルサラダチキンで栄養補給といこうじゃないか。
ファミマの新作「グリルサラダチキン」とは
これまでも若い女性や筋トレする方を中心に人気を集めてきた、低糖質・高たんぱく質なファミマのサラダチキンシリーズ。チルドタイプが中心だった従来の商品とは違い、今回のグリルサラダチキンは唐揚げや焼き鳥などと同じレジ横のカウンターケースで販売している。利用者の『温かいチキンが食べたい』という声に応えて開発されたものだそう。価格は145円。
買ってきたグリルサラダチキンを皿に出してみよう。従来のサラダチキンとは異なり、斜めにこんがりと焼き目がついていて食欲をそそられる。袋に入った状態であれば、手を汚さずに片手で食べられるので、デスクワークのお供に最適だ。
このグリルサラダチキンは、鶏むね肉を塩麹に漬けているという。鶏むね肉と聞くとどうしてもパサパサな口当たりを想像してしまうが、塩麹に漬けたことで従来のイメージを覆す食感に仕上げたとのこと。
さて、いざ実食といこうじゃないか!
そのまま食べてもいいけど、夕食に足してみる
……と思ったが、空腹でコンビニに行くと色々と買い込んでしまいがち。小腹満たしと言いつつ、結局夕飯までしっかりと買ってしまった。
まずは一緒に買ってきた『1/3日分の野菜サラダ』(298円)の上に乗せてみた。プラスするだけでヘルシーかつボリュームのあるチキンサラダに早変わり。栄養補給するならたんぱく質だけじゃなくてバランスも考えて、野菜も食べたほうが良いだろう。
そしてさらに、カレーも食べたかったので『こだわりカレー』(298円)の上に乗せてみた。カツカレーならぬ、グリルサラダチキンこだわりカレーの誕生である。肉マシマシで食べ応えもアップした。
ここで、ようやく実食。まずグリルサラダチキン単体で食べて見ると、なるほど柔らかくて食べやすい。味付けはそれほど濃くないが、数種類のブラックペッパーがアクセントを効かせている。チキンの旨味と風味がほどよく、食が進む。ちなみに、もしオフィスでこれを食べ始めても、周りのデスクに匂いが伝わるほどではなさそうだ。
そしてシンプルな味付けなので、サラダに合うのはもちろん、カレーとも相性は良い。他にもパスタに入れたりサンドイッチに挟んでみるなど、アレンジのしがいはありそうだ。
チルドタイプのサラダチキンとも比較してみた
サラダとカレーでお腹が満ちたので仕事の続きに取り掛かりたいところだが、実は夜食にチルドタイプのグリルチキン2種類も購入している。この機会に食べ比べてみようじゃないか。いずれも高たんぱく質でヘルシーなチキンを、手軽に食べられるのは嬉しい限り。
3種類のチキンを包丁で輪切りにして皿に並べると、上品なたたずまいになった。酒のつまみのようでもある。これで1杯いきたいが、まだ仕事があるのだ……。
この3種類、同じチキンでありながらそれぞれに個性的で、きっちり味の棲み分けができていた。温かくスナック感覚で食べられるグリルサラダチキンに対して、チルドタイプはしっとり中まで肉汁に浸っていて食べやすい。ブラックペッパーは封を開けた瞬間に胡椒の良い香りが広がった。炭火やきとり風味は、ほどよい歯ごたえとしっかりした味付け。やっぱり1杯飲みたい……!
結局、誘惑には勝てなかった。急いで仕事を終わらせ、グリルサラダチキンでビールをいただくことに。ファミマに行ったときにビールも買っていたんだから仕方ない。グリルサラダチキンのほどよい塩気とスパイシーさはビールとの相性も当然良い。おつまみとしても最適ということだ
これから暑いシーズンが到来するが、グリルサラダチキンとビールはベストマッチかも、早くもそんな想像をしている。