新型コロナウィルスの影響で今年のGWも“おうちで大人しく巣ごもり生活”という人が少なくない。時間を持て余してしまいそうなこの時期こそ、普段の忙しい生活の中ではなかなか出会えないようなスーパーの美味しいものをじっくりチェックしてみてはいかがだろうか。最新の流行りものやロングセラー商品など、新たな発見で毎日の生活が楽しくなるかも? 今回は全国に180店舗以上を展開している高品質スーパー「成城石井」の注目5商品をご紹介。
<1>「成城石井 スパークリングサングリア」(290ml・439円)
まずは長期休暇には欠かせないお酒から。2020年4月に発売した「成城石井」のオリジナル商品「成城石井 スパークリングサングリア」(ホワイト、レッド)に、今年3月に新作ロゼが仲間入りした。缶ボトルで手軽ながら、“ワインがおいしいサングリア”をコンセプトにしたワインバーのような本格的な味わいのサングリア。アルコール度数はどれも9.5%。スペインのラ・マンチャ産のオーガニックワインを使用し、赤・白・ロゼ、それぞれに相性の良い果汁をプラスしている。
さっそくロゼから味わうと、まず注いだ時の鮮やかな濃いめのピンク色にテンションが上がった。次に爽やかなフルーツの香りが漂って幸せな気分に。ジューシーなワインの果実味にほどよい甘さも広がり、後半は酸味や少しほろ苦さも感じられ、最後は深みのある絶妙なフレーバー。香料不使用とは思えないほど香り豊かで、飲みやすいのでゴクゴク飲めてしまう。
同社バイヤーによると、「赤と白のオーガニックワインをブレンドし、グレープフルーツのストレート果汁を合わせました。アクセントとして、コアントロー(オレンジリキュール)とロゼのヴェルモット(ハーブやスパイスを使ったフレーバードワイン)もプラスし、爽やかで飲みやすいのに深みのある味わいに仕上げています」とのこと。
姉妹品・ホワイトの方は、白ワインのスッキリした酸味の中に、柑橘系の爽やかな香りや果実味が広がる。こちらにはグレープフルーツのストレート果汁と白のヴェルモット、コアントローを加えているとのこと。レッドは赤ワインにパイナップルとオレンジの果汁を加えている。3商品とも飲みやすく、そのまま飲んでもいいが、ホームパーティなどではミントやカットしたフルーツを加えて、サングリアらしくオシャレな見た目にアレンジしてもいいかも。
<2>「成城石井ロカボナッツ 2種のトリュフ香るミックスナッツ」(23g・10パック入り、1394円)
次はおつまみ。「成城石井」と言えばヒット商品「成城石井 2種のトリュフ香るミックスナッツ」が有名だが、今回見つけたのは似たような商品名のロカボ商品。“ロカボ”とはゆるやかな糖質制限のことで、コロナ禍で太る一方の筆者の心を掴んで離さない魅力のキーワードだ。楽しく飲みたいが、これ以上太りたくはない。いつも愛用している“トリュフ香る”シリーズのナッツであれば間違いないはず! と即購入決定した。
アーモンド、クルミ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオに、おなじみのイタリア産の白トリュフオイルと黒トリュフ入りのゲランド塩で風味づけしてある。「トリュフの豊かな香り、プチ贅沢な味わい、とてもクセになる! 」と堪能しながら味わった。ちなみに1袋あたりロカボ糖質は1.9gとのこと。ふふふ。
本商品は今年2月に新発売したが、同じタイミングで「成城石井ロカボナッツ チーズ入り素焼きミックスナッツ」(21g・10パック入り、1394円)も発売スタート。こちらは1袋あたり糖質2.5gだという。トリュフを食べ切ったら、次はチーズをトライしてみよう!
<3>「成城石井自家製 ポークウインナー(化学調味料不使用)」(180g、431円)
続いてはおつまみ2品目、同店のロングセラーのポークウィンナー。ウィンナーはさまざまなタイプがスーパーで売られているけれど、我が家では息子のお弁当には化学調味料不使用のものを入れている。ファストフードのハンバーガーなどは大好きな高校生の息子だが、化学調味料不使用のウィンナーでないと、「なんか味がいまいち」と食べないで残してくる確率が高いのだ。化学調味料特有の風味が苦手なようだ。本商品は素朴で安心できる味わいながら、燻製の香りが高いのでおつまみにも最適。
同社バイヤーによると、「国産のフレッシュ豚肉を100%使い、まろやかな塩味のドイツ産岩塩アルペンザルツを加え、本場ドイツから輸入したブナの角材で燻製することで香り高く仕上げました」とのこと。GW中に冷蔵庫に常備しておきたい、おつまみにも、おかずにもおすすめの定番アイテム。
<4>「成城石井 瀬戸内せとかみかんマーマレード」(270g、862円)
こちらは今年2月に発売して以来、メディアなどでも取り上げられている注目のマーマレード。5万本の数量限定らしいので、「買えるうちに! 」と購入。「せとか」とは瀬戸内地方の希少な柑橘類で、“柑橘の大トロ”とも呼ばれているそう。一般的なオレンジやみかんに比べて希少で高価なことから、贈答用にも用いられているとか。
さっそく一口味わってみると、市販のマーマレードとは全く違う濃厚な味わいでびっくり! まるで丸ごと果肉を食べているような、ジューシーな甘味や爽やかな風味が豊かに広がった。果肉だけでなく、果皮や果汁もたっぷりと使っているようだ。トーストに塗ってもいいけれど、濃厚味なのでモッツァレラやリコッタなどのチーズと合わせて前菜にしても美味しそうだ。朝のパン食のマンネリ化を解消してくれそうな予感。
<5>「成城石井自家製 イタリア産シチリアレモンのチーズケーキ」(1本 1070円)
最後はデザート。「成城石井」のチーズケーキはかなり気になるものが多いのだが、今回ピックアップしたのはイタリア産シチリアレモン果汁を使ったチーズケーキ。日差しが強まり、初夏の陽気になってくると、酸味のきいたレモン味のデザートが断然美味しく感じる。このケーキにオシャレなハーブティなどを合わせて、GWくらいはゆったりリラックスしたいものだ。
同社バイヤーによると、「きび砂糖使用のパウンドケーキに、クリームチーズを贅沢に使用した甘酸っぱいレモンチーズケーキを重ねました。さらにその上に、レモン果汁と隠し味の練乳を加えたレモンミルククリームと、ピスタチオをトッピングしています」とのこと。上のレモンミルククリームはザラザラした食感で楽しく、最近SNSなどでも話題のピスタチオものっていて飽きない美味しさで大満足。見た目も上品で美しく、写真映えもする商品なので、SNS投稿用に撮影タイムも楽しめそうだ。
今年もGWは巣ごもり生活になりそうだが、2年目に突入するからには、昨年よりは1歩前進して、前向きにおうち生活を楽しみたいものだ。いまスーパーで話題の注目アイテムをゲットして、おうち時間を美味しく楽しもう!