パフェとサンデー。どちらもフルーツやアイスクリーム、生クリームなどをトッピングしたスイーツで、お子さんや若い女性を中心に人気があります。ところで、この2つに違いがあることはご存知でしょうか。

似たような意味を持つ言葉だけに混同しやすいですが、誤って使ってしまうと思わぬ赤っ恥をかいてしまうかもしれません。本記事でパフェとサンデーの違いや使い分け方を正しく理解しましょう。

  • 並んだイチゴパフェ

    パフェとサンデーの違いを知りましょう

パフェとサンデーの違い

パフェとサンデーには発祥国や由来、入れ物、トッピングによる相違点があります。一つひとつ詳しくみていきましょう。

■発祥国

「パフェ」はフランス発祥であり、フランス語で「parfait」(パルフェ)と書きます。「完全な」という意味を持っており、見た目も華やかで誰が食べてもおいしいということから「完全なスイーツ」と呼ばれるようになったそうです。

「サンデー」はアメリカ発祥で、英語で「Sundae」と書きます。毎週日曜日にアイスクリーム店で販売されていたことからこの名前になったと言われています。

■提供容器

細長いグラスに入れられているものはパフェと呼ばれ、高さが低く丸いグラスに入れられてるものがサンデーと呼ばれています。パフェは底が深く縦長のグラスに入れられていることが多く、量もサンデーより多いです。反対にサンデーはグラスに高さが無く量も少なめです。

また入れ物の高さが同じでも、盛り付けによってパフェは高さを出すとも言われています。

■トッピング方法

パフェはコーンフレークを層のように積み重ねた物で、サンデーはアイスクリームの上にデコレーションされたものです。パフェは一般的にグラスの底にコーンフレークが入れられており、コーンフレーク、アイスクリームやクリームなどが交互に重なっています。

反対にサンデーはアイスクリームの上にチョコスプレーやフルーツ、クリームなどさまざまなトッピングでデコレーションされています。

パフェとサンデーの材料は基本的に一緒

パフェとサンデー共に同じ材料が使用されています。パフェとサンデーの材料は主にフルーツやアイスクリーム、フルーツソース、シロップ、生クリームなどです。どちらも多少の違いはあれど殆ど同じ材料から作られています。

他には、スポンジやコーンフレーク、ムース、ゼリーなどを入れていることもあります。

パフェとサンデーの英語表現の違い

パフェとサンデーは発祥国が異なるように英語表現や使い方、ニュアンスも異なります。パフェとサンデーの英語表現の違いをしっかり理解し、正しく使い分けられるようにしましょう。

パフェはparfait

パフェはフランス語で「parfait」と言い、英語でも同じスペルで使用されています。

サンデーはsundae

サンデーは英語で「sundae」と言います。毎週日曜に販売されていたことからサンデーという名前になったと言われていますが、日曜日を意味する「sunday」とは別表記です。


パフェとサンデーは使われる材料は似ているものの、発祥国や由来、入れ物などが異なる商品です。普段何気なく使っている2つの言葉ですがパフェとサンデーの違いを理解し、商品に合わせて使い分けるように気を付けましょう。