タレントのイモトアヤコが22日、5月に鳥取県で予定していた東京オリンピック・パラリンピック聖火ランナーを辞退した理由について、インスタグラムに投稿した。
同県の発表を受け、イモトは「#聖火ランナーについて」「#いろんな言葉が出まわってるなぁと感じたので」「#少し自分の言葉でお話させてください」の書き出しから、「今回『鳥取県実行委員会からの感染拡大の懸念により著名人の公道走行は御遠慮頂きたい』と要請があったこともあり、このような決断させて頂きました」と報告。
「『県外から鳥取を訪問することを懸念して』が主な辞退理由にされておりますが私は不用不急ではない県外への訪問は普段からお仕事でさせてもらってます。もちろん1日ごとに変わる状況に配慮し人が集まらないという対策をしながら出来るかぎりの中でベストを尽くしてます」とし、「自分の気持ちとしては自意識過剰ながら私が公道をランナーとして走ることで人がたくさん集まってしまうのではないかということがわたしの一番の懸念点です」と補足説明を加えた。
「この混沌とした前例も正解もない状況の今、五輪を目指すアスリートの皆さまはじめ関わってらっしゃるたくさんの方々がそれぞれの『最適解』を出しながら一つ一つ決断されていると思います」とアスリートにも寄り添い、「さまざまの個の考え方があって良いんじゃないかなあと私自身は思うのです」と結んだ。
最後には、「#日々鍛錬されているアスリートの皆さまへの尊敬の想いを込めてみたく」「#そんなことを自分の言葉で伝えてみたく」と書き添えている。