楽天モバイルは4月22日、アップルの「iPhone」を取り扱うと発表しました。競合の国内携帯3社と同様に、正規版のiPhoneを販売します。23日21時から予約を受け付け、発売は4月30日を予定します。
取り扱いモデルは
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone SE(第二世代)
の5モデル。アップルの忘れ物防止タグ「AirTag」や、完全ワイヤレス「AirPods Pro」も取り扱います。カラー、容量はアップルが用意するものを全色用意しているとのこと。保証はアップルケアが使えるそうで、楽天としての保証サービスは確認中です。
iPhoneの本体価格は「4キャリア最安」としており、楽天のモバイルの新規申込ユーザーにはiPhone購入で2万ポイントを還元するキャンペーンも用意しています。
今回、楽天モバイルで正式販売されることで、アップル公式で楽天モバイルのネットワークがサポートされます。iPhone 6s以降のiPhoneは動作するとしています。iPhoneを持ち込みで楽天モバイルを契約した場合、ポイント還元するキャンペーンも実施されます。
楽天モバイルは自前の基地局網を展開する携帯キャリア(MNO)として、2020年4月に正式サービスを開始。開始当初は1年無料とするキャンペーンや、先行する他社より割安な料金プランを武器に契約数を伸ばしてきました。
現在は月額0円スタートで、利用したデータ容量によって最大2980円まで変動する料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を展開しています。
一方、iPhoneシリーズは国内のスマホ出荷シェアでAndroidスマートフォンと二分する存在ですが、楽天モバイルでの正式な取り扱いがなく、楽天モバイルのウィークポイントの1つとなっていました。
楽天モバイルのネットワークはすでにiPhoneで動作確認が行われており、「eSIM」を利用して2回線目のSIMとして使うことも可能です。