タムロンは4月22日、APS-Cサイズ対応のソニーEマウント用レンズの新製品、「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)」を発表した。6月24日より販売を開始する。価格は102,300円を予定している。

  • 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)

    11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)

11-20mmの超広角ズームレンズにして、F2.8の明るさを実現。サイズはコンパクトで、APS-Cサイズカメラとのバランスがよく扱いやすい。広角側では最短撮影距離0.15m(最大撮影倍率1:4)の近接撮影が行なえるので、超広角をいかしたワイドマクロ撮影や大口径ならではのボケ味を楽しめる。

レンズ構成は10群12枚。2枚のGM(ガラスモールド非球面)レンズ、低分散のXLD(eXtra Low Dispersion)レンズ1枚、LD(Low Dispersion)レンズ2枚により、高い解像性能と収差の少ないクリアな画質を実現。ゴーストやフレアを抑えるBBAR-G2コーティングも採用している。

フィルター径は同社製Eマウント用レンズにも多い67mm径で、さまざまなフィルターを他のレンズと共用できる。

  • 焦点距離:11-20mm(35mm換算16.5-30mm相当)
  • 明るさ:F2.8
  • レンズ構成:10群12枚
  • 最短撮影距離:0.15m(広角端)/0.24m(望遠端)
  • 最大撮影倍率:1:4(広角端)/1:7.6(望遠端)
  • フィルター径:67mm
  • 最大径:73mm
  • レンズ長:86.2mm
  • 重さ:335g
  • 絞り羽根:7枚(円形絞り)
  • 最小絞り:F16
  • 付属品:花型フード、レンズキャップ