パナソニックは、テクニクス(Technics)ブランドのDJ向けダイレクトドライブ式ターンテーブル「SL-1200MK7」に新色シルバー(-S)を追加し、5月21日に発売する。価格は99,000円。

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    SL-1200MK7の新色シルバー(-S)

1972年の「SL-1200」発売以来、ダイレクトドライブ方式の高音質と信頼性・操作性で、ディスコやクラブなどで評価されてきた定番シリーズの最新機種。

昨今、クラブや自宅からの動画配信が増加するなど、DJスタイルが変化してきており、DJの手元が映ることによってターンテーブルやミキサーの操作などのプレイがこれまで以上に注目を集めているという。DJ機器やアンプなどのコンポーネントとターンテーブルの色を合わせたいという要望に応え、SL-1200MK7(2019年発売)に新色シルバーモデルを追加。既存カラーのブラックとあわせて2色で展開する。

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ボタンレイアウトやプラッターの慣性質量など、DJパフォーマンスに影響する仕様はSL-1200MKシリーズを踏襲。新生テクニクスのHi-Fiオーディオ開発で培った技術を用いて高音質化を図っており、トルク・ブレーキスピードの調整や逆回転再生など、DJパフォーマンスの幅を広げる機能も備えている。

ダイレクトドライブターンテーブルの課題とされるコギング(回転ムラ)を抑えるため、コイルからコア(鉄心)を排除したコアレス・ダイレクトドライブ・モーターを搭載。回転数は33 1/3回転、45回転に加えて、78回転(切り替えスイッチで設定)にも対応する。±8%/±16%の範囲で回転速度を調整できるピッチコントロール機能も装備。起動トルクは1.8kg・cm(0.18N・m)、立ち上がり時間は0.7秒(33 1/3回転時)。

トーンアームはテクニクス伝統のスタティックバランス型のユニバーサルS字形を採用。適用カートリッジ質量は5.6~12gで、ヘッドシェルを含めて14.3~20.7g。高剛性のボディには高減衰インシュレーターを採用している。出力端子はPHONO、PHONOアースを各1系統装備。

本体サイズは453×353×169mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約9.6kg。スリップマット、スリップシート、ダストカバー、EPレコード用アダプター、バランスウェイト、シェル、PHONOケーブル、PHONOアース線、電源ケーブルが付属する。

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