パナソニックは4月20日、Bluetooth接続のワイヤレスステレオインサイドホン(イヤホン)「RZ-NJ320B」を発表した。対応コーデックはSBCとAAC。本体カラーはブルー、ブラック、ホワイトの3色。発売日は5月21日、推定市場価格は4,300円前後となっている。

  • 「RZ-NJ320B-A」(ブルー)

パナソニックの調査によると、ワイヤレスイヤホンの使用時に困る点として「充電を忘れると使えない」を挙げる人が6割を超え、充電に関する不満が多かった。使用時間については、回答者の約9割が1週間に15時間以下と回答したという。

  • パナソニックの調査では充電に対する不満の大きいことがわかった

RZ-NJ320Bはこうした充電ニーズを踏まえ、約18時間の連続ワイヤレス再生(AAC)という長いバッテリー駆動時間を持たせ、週に一度の充電でも1日に約2時間ずつ使い続けられるようにした。急速充電にも対応しており、15分間の充電で約90分の連続再生が可能だ(フル充電は約3時間)。充電端子はUSB Type-Cで、約10cmの充電ケーブルが付属する。

  • ブラック

  • ホワイト

カフには耳から外れにくくなる楕円形の「ダブルホールド形状」を採用。耳の穴の手前にある三角の軟骨部(トラガス部)と、反対側の軟骨部のアンチトラガス部に引っかけるように装着。ぴったりとフィットして安定した装着感が得られる。

左右のハウジングにはマグネットを内蔵。耳から外して首にかけたとき、左右のイヤホンがくっつくので首から落ちにくい。また、ケーブルはバッグの中で絡まりづらく携帯しやすいフラットケーブルだ。

ケーブル部分にはリモコンとマイクがあり、再生や一時停止、ボリューム、曲送り・曲戻しといったコントロールのほか、ペアリングしたスマートフォンで通話したり、音声アシスタントを呼び出したりといった操作も行える。

  • ハウジングにはマグネットを内蔵。ケーブルは絡まりにくいフラットケーブル

9mmのドライバーユニットは、クリアな中高域からビートのきいた低音まで高品質に再生し、街中でも在宅でも気軽に音楽を楽しめるとしている。再生周波数帯域は20Hz~20,000Hz、BluetoothバージョンはVer.5.0、重さは約18g。