ラーメンが無性に食べたくなった。昼時に外出したものの、近所のラーメン店はコロナ禍のため休業。そこでセブンイレブンで発見したのが、チルドタイプのラーメンだった。『札幌すみれ監修 濃厚みそラーメン』だ。名店・すみれ監修とあれば、美味しさに間違いはないだろう。早速、購入してみた。

  • 札幌すみれ監修の『濃厚みそラーメン』を実食!

すみれの濃厚みそラーメン

『札幌すみれ監修 濃厚みそラーメン』は、札幌で昭和39年に創業した人気のラーメン店「すみれ」の濃厚な味が家庭で楽しめる商品だ。北海道、関東、東海、沖縄のセブンイレブンで販売されており、価格は540円。

この商品、カップの上面に具材が乗っており、下面に液体つゆが入っている。パッケージのまま電子レンジにかけ(500Wのレンジなら5分30秒)、加熱後に具材をスープに乗っけて食べる。もちろん、セブンイレブン店頭で温めてもらうことも可能だ。

  • このままレンジにかける

加熱中に、すでにレンジからは味噌スープの良い香りが漂ってきて、食欲がそそられる。レンジから取り出してフタを取ると、あたりには蒸気が立ち込めた。

  • 豚の挽肉、玉ねぎなどの個性的な具材に黄色の太麺

あとは具材をスープに飛び込ませれば準備完了だ。具材は、すみれのラーメンならではの玉ねぎ炒め、豚挽肉炒めのほか、もやし、メンマ、ネギなど。ここに赤唐辛子をお好みで入れよう。なお栄養成分は、熱量が600kcal、たんぱく質24.1g、脂質27.8g、炭水化物66.6g、食塩相当量7.7gだ。

  • 具材を投入したところ

実食。コシのある黄色い縮れ麺、これがすみれのラーメンだ。とても食べ応えがある。そして、シャキシャキのもやし。カップ麺では再現できない、この野菜の歯ごたえが嬉しい。甘い豚挽肉、味の染みたメンマもスープにマッチしている。それにしても、みそ味のスープが濃厚。だんだん身体が熱くなってくる。

  • 食材がバランス良くとれる

太い麺をすすり上げ、絡み合った濃厚スープを堪能。熱々の麺をハフハフ言いながら、額に汗をかきつつ頬張り続けた。浮かんだラードの油脂もろとも、スープをゴクゴクといただく。まだいけそう。店なら、替え玉を注文していたかもしれない。

  • 濃厚スープに浮かぶラードの油脂。食べ終えるのが惜しい......もっと食べたい

すみれのチャーハン

そんなこともあろうかと、『セブンプレミアム すみれチャーハン』を同時購入していた。これもまた、名店すみれ監修のチャーハンだ。価格は300円となっている。

  • セブンプレミアム すみれチャーハン

お好みの量を皿に入れ、レンジでチンするだけの簡単さ。冷凍食品でありながら、本格的な風味を再現しているそうだ

  • 適量を皿に入れ、ラップをかけてレンジでチンする

やはり温めている最中から良い香りがしてくる。そして、もちもちした食感のチャーハンになった。味付けは濃い目で、満足感がすこぶる高い。すこし長くチンしてしまったようで、おこげのような部分ができたが、そこがまた旨い。

  • 炒め感のある、すみれのチャーハンがお手軽に出来上がった

『札幌すみれ監修 濃厚みそラーメン』はチルドタイプということで、本物の麺とスープにより近づいた印象。カップ麺では実現できない、野菜のシャキシャキ感も楽しめた。一方で『セブンプレミアム すみれチャーハン』はレンチンだけの手軽さ、それでいて風味ともに、店舗で食べるチャーハンに迫ったように感じた。どちらもレベルの高さに驚いた次第である。