パナソニックは、4K液晶VIERAのハイエンド「JX950」シリーズ、ハイグレード「JX900」シリーズに75V型モデルを追加する。価格はオープンプライス。「TH-75JX950」は6月25日発売で、店頭価格は42万円前後を見込む。「TH-75JX900」は今秋発売予定で、店頭価格は未定。
- 75V型「TH-75JX950」:42万円前後 / 6月25日発売
- 75V型「TH-75JX900」:未定 / 今秋発売予定
3月に同社が発表した4K液晶VIERA「JX950」、「JX900」のサイズバリエーションモデルで、大画面への買い替えニーズに対応。オススメ視聴距離は約1.4mで、16畳リビングに置けるサイズだという。
どちらも基本的な機能や仕様は各シリーズを踏襲。4K/3,840×2,160ドットのIPS液晶パネルとBS 4K/110度CS 4Kダブルチューナーを備え、シーンに応じて画質を自動で最適化する「オートAI画質」機能を装備。4K放送の2番組同時録画にも対応する。
TH-75JX950は、独自設計のプレミアム液晶ディスプレイで画質を高め、AI技術を活用してシーンに応じた理想的な音場・音質に自動的に調整する「オートAI音質」機能、テレビ背面上部に上向きに配置した「イネーブルドスピーカー」を備えるなど、サウンド面も強化しているのがTH-75JX900との違いだ。
ゲーミング機能(HDMI2.1仕様)は既発表のモデルと異なり、最新ゲーム機にも採用されているHDMI 2.1規格の4K120p入力のサポート(HDMI 1/2入力のみ)や、入力されたコンテンツに応じて画質優先/低レイテンシー優先を自動的に切り替えるALLM(Auto Low Latency Mode)に加えて、映像ソースとディスプレイのリフレッシュレートのズレによって起きる画面割れを防ぐVRR(Variable Refresh Rate)と、対応グラフィックスカードと組み合わせることでティアリングのない滑らかな映像表示を実現するAMD FreeSync Premiumにも対応する。
独自の吸着機能付き「転倒防止スタンド」を本体下部に搭載。75V型のスタンドのベースは角形となる(65V型・55V型は丸形)。また、JX950シリーズはスイーベル(首ふり)機能を備えているが、75V型では非対応となる。