東京 2020 組織委員会はこのほど、東京2020大会公式文化プログラムである東京 2020 NIPPON フェスティバルのうち、テーマ「参加と交流」として実施する主催プログラム「わっさい」のプログラム概要などを発表した。
「わっさい」とは、オンラインで開催される特別なお祭り。「オリンピック ・パラリンピックは、世界中のアスリートだけではなく、子どもたちをはじめ、誰もが文化交流できる場所でもある。世界がもう一度、『わ』になるために、皆でバーチャルに『わ』になり歌って踊り、思い出を作る」というコンセプトのもとに実施される。
同プログラムは7月18日の日本時間18時から開催(予定)。東京 2020 組織委員会公式チャンネルを通して生配信(一部収録)することを計画している。
舞台はバーチャルのオリンピックスタジアムで、次世代の表現者であるアオイヤマダ氏と高村月氏が、オンラインで世界を「わ」にする踊りを制作した。楽曲は、人気ロックバンド WANIMA が提供。配信当日、皆が一緒に踊ることができるように、わっさい公式サイトにて振り付けビデオを公開している。
世界中の人々にもわっさいに参加してほしいという思いを込めて、イラストによる参加も取り入れる。事前に架空のいきもののイラストを投稿すると、そのイラストが当日の「わっさい」に登場する。応募期間は4月19日~6月20日。イラストは、特設の投稿サイトから受け付ける。世界中から集まったみんなの思いを乗せた架空のいきものたちがわっさいに参加し、大きな「輪」をつくりあげるという。