アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が主演するテレビ朝日系ドラマ『特捜9 season4』(毎週水曜21:00~)の第3話が、きょう21日に放送、『警視庁捜査一課9係』から続くシリーズ15年の歴史で初となる「事件の起きない1日」が描かれる。
第3話でスポットが当たるのは、出世欲旺盛な自信家・村瀬健吾(津田寛治)。古いスーツのポケットからブドウの形をした片方だけのイヤリングを見つけた村瀬は、誰のものなのか見当もつかず、困惑する。
「事件の遺留品なのでは」と考えた村瀬は捜査の記憶をたどるが、同時に特捜班メンバーとの出会いや衝突、“絆”の物語を思い出していくことに。新人時代から見守ってきた浅輪直樹(井ノ原)の成長をどう感じていたのか、犬猿の仲である青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、新藤亮(山田裕貴)ら特捜班メンバーの存在をどう見つめてきたのか、村瀬の視点から特捜班の歩みを振り返る。
長年コンビを組んできた小宮山志保(羽田美智子)への秘めた思いのほか、ようやく心を開いてくれた現班長・国木田誠二(中村梅雀)や、信頼を寄せていた前班長・宗方朔太郎(寺尾聰)のことも胸に去来。さらには、故・渡瀬恒彦さんが演じた9係の係長・加納倫太郎についても思いをめぐらせ、『特捜9』だけでなく『警視庁捜査一課9係』(2006~17年)からも懐かしの映像を織り込みながら回想シーンが展開していく。
しかし、穏やかな1日のラストには最悪の事態が発生。そして、村瀬を悩ませた謎のイヤリングの真相とは。