子どもが大好きなブロック。子どもならではの自由な発想が組み合わさると、時に思わぬ傑作が誕生することもあります。

ピアニストの富田珠里さん(@shuritomita)がツイッターに投稿した、息子さんの作品が話題になっています。

4歳長男力作LEGO 。
おうちを作ったそうですが、
影を含めて設計したのか、なんとも美しい。(@shuritomitaより引用)

ライトに照らされて伸びた影が、「おうち」というよりもはや「お城」のような荘厳さを演出しています。

このツイートを見た人からは、「子どもって最高のクリエーターです」「その発想が素晴らしいですね」「芸術じゃんか……」「4歳の子が作ったの?? 凄い…!! 」「なんて素敵な感性! 」など、芸術性の高さを絶賛する声が。

また、レゴジャパン公式アカウントからも「この瞬間を捉えられたお母さまのお子さまの作品への愛も感じられて、とても素敵な投稿だと感じました」と反応がありました。

撮影した富田さんに、さらにお話を聞きました。

ツイ主さんに聞いた

――息子さんは普段からLEGOでよく遊んでいるのですか?

富田さん:LEGOやプラレール、キュボロなど組み立てるものがとくに好きで、主人と次男とよく一緒に作っています。最近は文字が読めるようになったので、カルタや絵本を読んだり、8月から始めたヴァイオリンも頑張っています。(主人はヴァイオリニストです)

――いろんなことに挑戦されているんですね。息子さんはこの作品についてなにかおっしゃっていましたか?

富田さん:LEGO自体は「おうちを作った」と話しておりまして、ここはキッチン、玄関、階段の練習をする場所、と説明をしてくれていましたが、寝る前に、クリップライトをつけた途端、影が現れて、「あー! すごいきれい!! 」と興奮して驚いていました。

  • 別の角度からの写真。よく見ると動物や人もいるんです

――影を発見する着眼点も素晴らしいですね。普段はどんなお子さんなのですか?

富田さん:好奇心旺盛で何でもやりたがります。おしゃべりや人が大好きです。

――最後に、今回のツイートが話題になっていることについて、率直な感想を教えてください。

富田さん:ツイッターの件は息子には伝えてはおりませんが、何気ない気持ちでアップした一枚でしたので、多くの方に見ていただき本当にビックリしています。子どもは稀に偶然の奇跡を起こすのだなと、改めてその瞬間を見逃さないように、見守っていきたいと思っています。


影は偶然の産物だったようですが、一生懸命作った作品の素敵な一面を発見してもらえて、息子さんもうれしかったのではないでしょうか。次の作品も楽しみですね。