ニコンは、ミラーレスカメラ「Z 7II」「Z 6II」「Z 7」「Z 6」「Z 5」「Z 50」に機能向上を含む新ファームウェアを提供すると発表した。4月26日に公開を予定しており、無料で利用できる。
今回新ファームウェアが提供されるのは、「Z 7II」「Z 6II」のVer. 1.20、「Z 7」「Z 6」のVer. 3.30、「Z 5」のVer. 1.10、「Z 50」のVer.2.10。Z 7IIとZ 6IIではAF性能が向上するところがポイントとなっており、低輝度時の合焦速度が高速化。また、これまでスピードライト使用時に検出しにくかった顔、瞳の検出性能を高めた他、EVFやディスプレイでの視認性も向上。ターゲット追尾AFでの追従性も改善したことで、撮影時のストレスを軽減し、快適で安定した撮影を行えるという。
この他、Z 6では新しく「音声メモ入力/再生機能」を搭載。Z 5ではローライトAFで低輝度時のAF検出速度を向上する。また、Z 7IIとZ 6IIで採用されて好評だったという「フォーカス位置記憶」機能を、Z 7、Z 6、Z 5、Z 50に共通して導入する。