エレコムは4月20日、Wi-Fi 6対応の無線LANルーター「WRC-X1800GS-B」を発表した。会社用PCと自宅PCの通信を遮断するセキュリティーWi-Fi機能を搭載しており、テレワークで会社のPCを自宅で使う際も、ウイルス感染や情報漏洩の危険性を防げる。面倒な設定の必要なくセキュリティが保てるメリットを売りに、パソコンやネットワークに詳しくない人に売り込む。希望小売価格は12,694円で、予想実売価格は9,880円前後。発売は4月下旬の予定。
Wi-Fi 6対応無線LANルーターのエントリーモデル。特徴的なセキュリティーWi-Fi機能は、家庭のパソコンやゲーム機などを接続するSSID(ホームWi-Fi)とは別に専用のSSID(セキュリティーWi-Fi)を設け、セパレーター機能で通信を分断する仕組み。ホームWi-Fi側とセキュリティーWi-Fi側はお互いに通信ができなくなるので、プライベートで利用しているPCから会社PCにウイルスが感染したり、情報を盗み取られる心配がなくなる。セキュリティーWi-Fiに接続した機器間も通信はできないので、プリンターやNASなど通信したい機器がある場合は個別の設定で使えるようにできる。
最大通信速度は1201Mbps+574Mbps(理論値)。対応ワイヤレス規格はIEEE802.11ax(Draft)、IEEE802.11ac、IEEE802.11n、IEEE802.11g、IEEE802.11b、IEEE802.11a。セキュリティーはWPA3 Personal(AES)に対応する。
本体サイズはW36×D132×H164mm、重さは約300g(本体のみ)。