成城石井は4月21日、自家製デザートの最高峰ブランド「シェフプレ(Chef Pre)」を立ち上げる。同日、第一弾となる自家製ケーキ「高知県産マスクメロン『プリンセスニーナ』のココ・メロンケーキ」(6,500円)の予約販売を「成城石井 店頭受取WEB予約サービス」で開始。シェフプレはWEBでの予約注文制で、93店舗限定の店頭受取のみの数量限定商品となる。

  • 「高知県産マスクメロン『プリンセスニーナ』のココ・メロンケーキ」

シェフプレは、"Chef’s Premium=職人がつくるプレミアム"を意味するプレミアムなデザート。つくり立てのおいしさを味わってもらうため、受取日に合わせて一つひとつ手づくりするバイオーダーにこだわった。

第一弾は、成城石井の原点である「メロン」がテーマ食材。高知県産マスクメロンの中でも最高峰の品質とうたわれる極上マスクメロン「プリンセスニーナ」を丸ごと一個相当(プリンセスニーナの果肉、ピューレ、果汁などの総量)贅沢に使用した。

成城石井の買い物袋に描かれている「メロン箱」のデザインは、今から45年前にスーパーマーケット化した時に採用されて以来、同店を象徴するデザインとして親しまれてきた。当時、一般家庭ではまだまだ高級品として憧れのフルーツであったメロンを、バイヤーが青果市場に足繁く通い詰めて信頼関係を深めることで、顧客に求めやすい価格で販売できたというエピソードから生まれたのだとか。「お客様においしいものをお召し上がりいただきたい」「お客様の大切な商品を丁寧にお渡しする」という基本姿勢を現しているという。

メロンケーキを手がけたのは、成城石井を代表する自家製デザート「プレミアムチーズケーキ」や「モーモーチャーチャー」の生みの親であるトップパティシエの職人。メロンの中にクリーム、スポンジ、ババロアを重ねたケーキを閉じ込めた。

  • メロンの中にクリーム、スポンジ、ババロアを重ねたケーキを閉じ込めた

クリームには、ミルクの濃厚な味わいがメロンのみずみずしさを引き立てる、乳脂肪分47%の北海道産純生クリームを使用。メロンの果汁・果肉を使ったメロンピューレと、さらにココナッツピューレも加えることで、メロンの特長を引き出しながら、全体のバランスを整えた。また、スポンジは卵黄の比率を上げ、蜂蜜を使いしっとりと仕上げることで、メロンのジューシー感や風味とバランスの取れた仕上がりに。

上層には丸くかたどったババロアとメロンボール(果肉)をトッピング。メロンのフタを取った瞬間に華やかな見た目が飛び込んでくるよう、サプライズ感を演出している。

また、あえて切らずに食べた際には、中のケーキを味わった後に好みのフルーツを入れ、シャンパーニュを注げば、メロン香る贅沢なフルーツポンチとしても楽しめるという。

販売数は、限定400個(上限に達した時点で予約受付を終了)。予約期間は4月21日~5月13日正午(予約は店頭受取希望日3日前の正午まで)、受取期間は5月3日~16日。販売方法は、成城石井 店頭受取 WEB 予約サービスで注文の上、対象店舗(東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・静岡県内の計93店舗)で受け取る。

今後も第2弾(夏頃)・第3弾(秋頃)として旬のフルーツを使用した新たな自家製デザートを発売する予定。