◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
温活料理研究家/管理栄養士:渡辺 愛理
大学卒業後、病院・介護老人保険施設での勤務を経て、フリーランス管理栄養士となる。
自身が冷え性に長年悩んできた経験から、冷え性に悩む方への食事カウンセリングや料理教室講師をメインに、その他レシピ開発やコラム執筆、栄養士さん向けWebライター講座を行っている。
食卓に彩りを添えてくれるカトラリー。カトラリーセットは結婚祝いや出産祝いなどのギフトとしても人気です。この記事では、カトラリーセットの選び方とおすすめ商品をご紹介。柳宗理やクチポール、カイ・ボイスンなど人気ブランドの商品をはじめ、おしゃれでかわいい商品を厳選しました。
カトラリーとは?
そもそもカトラリーという言葉自体になじみがない方もいるでしょう。食事の際に使うフォークやナイフ、スプーンなどを総称してカトラリーと呼びます。
肉料理で使うテーブルナイフ、テーブルフォークのほかに、魚料理用のフィッシュナイフ、フィッシュフォーク、デザートを食べるときのデザートフォークやデザートスプーンなど、カトラリーには約40もの種類があります。
カトラリーセットには、テーブルナイフとテーブルフォークがセットになったものから、ティースプーンのセットといった手軽に購入できるもの、全種類のカトラリーがセットになった本格的なものまであります。
カトラリーセットの選び方
ここではカトラリーセットの選び方をチェックしていきましょう。温活料理研究家/管理栄養士・渡辺愛理さんのアドバイスも紹介しています。自分の使い方にぴったりのカトラリーセットを選ぶために参考にしてみてくださいね。ポイントは下記のとおり。
【1】サイズ
【2】セット内容と組数
【3】素材
【4】カラー
これらのポイントをおさえて、自分が使いやすいカトラリーセットを見つけましょう。一つずつ解説していきます。
【1】サイズを選ぶ
カトラリーのサイズには、「テーブル」「デザート」があります。テーブルサイズが大きめで、デザートサイズは小さめのサイズです。
カトラリーは欧米サイズに作られているため、体の小さな日本人にはテーブルサイズのカトラリーだと大きすぎて扱いにくいこともあるので、プレゼントではなく自分が日常的に使用するカトラリーを探している方は、できれば一度手にとって、手なじみのよさをチェックしてみてください。
オールマイティに使うなら「デザートサイズ」
オールマイティに使いたい場合であれば、デザートサイズのカトラリーを一式そろえておくと便利です。およそ18~22cmと比較的小ぶりなので、手の小さい日本人でも扱いやすいです。
デザートスプーン、デザートフォーク、デザートナイフの3本セットが基本ですが、ティースプーンとケーキフォークも加えると、食後のデザートにも対応できるので合わせてご検討くださいね。
なお、デザートサイズのスプーンやフォークといっても、デザート専用ではなく使う料理は選びませんのでご安心を。
本格的なコース料理に使うなら「テーブルサイズ」
本格的なコース料理に使うなら、ベーシックなテーブルサイズがおすすめ。長さは20~24cmほどです。テーブルスプーン、テーブルフォーク、テーブルナイフの3種類セットが基本ですが、魚用にフィッシュフォークとフィッシュナイフ、スープ用にスープスプーンもあるとより便利。
なお、メーカーごとに名称が異なり、ディナーサイズと呼ぶこともあります。
ティータイム用の「ティースプーン」「ケーキフォーク」
デザートサイズより小さく、コーヒーやティー用のスプーン、ケーキ用のフォークなどもあります。サイズは15cmほどで、アイスクリームなどを食べるのにも活用できます。
また、それよりひと回り小さい、「ヒメスプーン」「ヒメフォーク」もあります。和菓子などを食べやすいように設計された、日本独自のカトラリーになります。
必要に応じてセット商品を探していきましょう。
【2】カトラリーセット内容と組数を選ぶ
一口にカトラリーセットといっても、ひとり暮らし用のナイフやフォーク、スプーンなどが1組ずつセットになったものや、5~6組がセットになった家族用のものまでさまざまです。過不足なく必要なカトラリーをそろえるなら、セット内容やセット組数を考えましょう。
まずセット内容は、家庭用で使うなら、デザートスプーンとデザートナイフ、デザートフォークがセットになったものがおすすめ。ティータイムセットとして使う場合には、ティースプーンやケーキフォークがセットになったカトラリーセットを選ぶとよいでしょう。
次にセット組数ですが、日常使う人数を基本として、友人や知人が遊びに来る頻度や人数などを考慮して決めます。来客もたまにはあるけれど頻繁ではないという場合は、来客があったときのために家族プラス1~2人分のカトラリーセットを選んでおけば安心ですよ。
なかには約40種類あるカトラリーがすべてセットになった本格的なものもあります。使う人の人数や用途に合わせて、セット内容を選んでください。
【3】素材の特徴を選ぶ
次に注目していただきたいのが、カトラリーの素材です。日常から使うのか、お祝いなど特別な日に使いたいのかで素材を選ぶのもひとつです。ここではカトラリーの素材ごとの特徴をご紹介していきます。
シルバー製|高級感のある美しい光沢で特別な日におすすめ
一般的なカトラリーの素材のなかで、もっとも高価な素材は銀です。高級ホテルなどで、銀製のカトラリーを使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
銀の特徴は、光り輝く光沢の美しさと口に入れたときのやわらかな口あたりにあります。1本1万円以上する高価なカトラリーも珍しくない純銀製のほかに、純銀製の特徴を保ちつつコストを抑えた純銀コート加工をしたものも販売されています。
高級感のあるシルバー製のカトラリーは、普段使いはもちろん、誕生日や記念日などの特別な日にも最適なカトラリーです。
ステンレス製|耐久性があり価格も安いので普段使いにおすすめ
耐久性の高さやコスト面から、ふだん使いのカトラリーに向いている素材がステンレスです。
銀に勝るとも劣らない光沢の美しさと、サビにくくキズがつきにくい耐久性の高さを両立しているのが、ステンレスの特徴です。それでいて、コストがかからないのでカトラリーセットもリーズナブルな価格で購入することができます。
また、食器洗浄機を使うことができる利便性も高ポイントです。
木製|温かみがあって使いやすい
カトラリーは、銀やステンレスといった金属製のものばかりではありません。木製のカトラリーも人気です。木製カトラリーの魅力は、木のぬくもりや木の風合いを感じられることです。また、当然ですが、木製のお椀や皿などとの相性もぴったりです。
金属製より熱伝導率が低いので、熱さや冷たさがカトラリーに伝わりにくいという特徴も持ちます。熱さ・冷たさを敏感に感じやすい子ども用のカトラリーには木製が向いているでしょう。
なお、水分を吸収しやすく、水に浸けっぱなしにしておくと雑菌が繁殖しやすいので、使用後はすぐ洗って乾燥させておくように!
【4】シルバー以外にもカラーはいろいろ
一般的には、カトラリーのカラーはシルバーです。シルバーは商品ラインナップも厚く、どのような色やデザインの食器ともなじみがよいでしょう。
しかし、シルバー以外にも多彩なカラーのカトラリーが販売されています。ゴールドのカトラリーはいつもと違う食卓の雰囲気を演出してくれますし、スタイリッシュでデザイン性の高い食器にはブラックのカトラリーがよく映えます。
カトラリーの人気ブランドをご紹介!
カトラリー選びは、人気のあるメーカーや有名ブランドから選ぶのもひとつの方法です。デザインはもちろん使いやすさなどにも配慮された商品が多いので、長く使い続けることができるのがメリットでしょう。ここでは国内ブランドと海外ブランドにわけてそれぞれご紹介します。
柳宗理
日本を代表するインダストリアル・デザイナーであった柳宗理さんの名を冠したブランド。カトラリーだけでなく、家具やインテリア製品などデザインした製品は多岐にわたります。
バタフライスツールが特に有名ですが、機能美と温かみのあるデザインが特徴です。
SUNAO(スナオ)
スナオも新潟県燕市にある金物メーカーである燕振興工業が発売するカトラリーブランド。カトラリーでは通産大臣賞や中小企業長官賞など多数受賞しています。
日本の食卓にあうことをコンセプトにした「SUNAO」のほかにも、丸みのある柔らかな「nagomi」などブランドラインナップも豊富にそろっています。
NAGAO(ナガオ)
新潟県燕市にあるキッチンウェアメーカーです。カトラリーは、シンプルなものからデザイン性の高いもの、ユニークなデザインのものまで幅広く製造しています。日常使いに適したラインナップです。
Cutipol(クチポール)
ポルトガルのカトラリーブランド「Cutipol」。クチポールを代表する「GOA(ゴア)」シリーズは、人間工学に基づいた使いやすさはもとより、シルバーと持ち手のブラックカラーが特徴です。
シンプルでモダンな色使いと特徴的なフォルムは、テーブルコーディネートにこだわる人から高い支持を得ています。
CHRISTOFLE(クリストフル)
フランスの老舗シルバーウェアメーカー。エレガントで気品のあるカトラリーなので、テーブルコーディネートを華やかなものにしてくれます。
優雅にランチやディナーを楽しみたいときにぴったりのブランドです。
KAY BOJESEN(カイ・ボイスン)
デンマークの人気有名ブランド。「GRAND PRIX(グランプリ)」と名付けられたシリーズは、古くはミラノの国際的コンテストで最優秀賞にも選ばれています。全28種類と幅広く展開しており、ミラーとマットの2タイプがあります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)